ホーム   »  スポンサー広告  »  スポンサーサイト   »  単語・表現  »  loved one と「愛する人」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

loved one と「愛する人」

テレビでニュージーランドの地震のニュースを見ていたら、現地の救助関係者の英語のサウンドバイトが流れ、字幕で「愛する人(云々)」とスーパーされていた。原語は loved one だった(複数だったのではと思うが、とっさのことでもあり、よく覚えていない)。 この loved one は、ある種「便利」な言葉であると同時に、翻訳に困る表現でもあると思う。
「便利」だというのは、家族や親族、親類、さらに恋人にも使えるからだ。一方、具体的な関係がわからない場合は、自然な日本語にはしにくいだろう。字幕のような「愛する人」や、辞書にある「最愛の人」でいいではないか、という考えもあるだろうが、こうした言葉は日常で使う日本語とはいえないだろう。 今回の場合は、状況から、「家族」あるいは「親族」と訳すのがふさわしいのではないかと思う。また以下のオンライン辞書の定義を見ると、通常、恋人よりも家族を指すことが多い、と受け取れる。 - someone who you care about very much, especially a member of your family (Macmillan Dictionary) - (C usually plural) a person that you love, usually a member of your family People, naturally enough, want to know that their loved ones are out of danger. (Cambridge Advanced Learner's Dictionary) - somebody dear to you: a spouse, partner, or close family member (often used in the plural) (Encarta World English Dictionary) なお今回のニュースは、現地入りした家族―恋人もいるかもしれないが―と当局との間で、遺体の身元確認をめぐってもめている、という内容だった。ニュージーランドでは今回のような場合、日本と違って、DNA鑑定などで確認が取れるまでは遺体を家族に見せない、ということだそうだ。 「異国での死」は、私も実際に起きた例に触れたことがあるが、国や文化による法律、規則、また宗教上の違いなどがあって対応が一筋縄ではいかない場合がある。難しいものである。 ついでだが、「家族」と「親類」、また family と relative の違いについて、不適切ではないかと思われる辞書などの記述について以前書いたことがあり、参考までにあげておきたい。 過去の参考記事: relative は「親類」か?
関連記事
コメント
トラックバック
トラックバック URL
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
-----------------------
「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

カテゴリ
さくいん代わりのタグ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ページナビ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。