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tangential

前回取り上げたSF小説 Foundation について、Wikipedia の記述が詳しくて面白いと書いたが、その中で tangential という単語が目にとまったので、少し書いてみたい。綴りから気づくように、かつて数学の授業で習ったタンジェント tangent と関係がありそうだ。 Wikipedia の「ファウンデーション」シリーズの記述では、Tangential books という小項目の見出しとして出てくる。「シリーズを構成する作品ではないが、間接的な関連を持った作品」を指していることがわかる。 http://en.wikipedia.org/wiki/Foundation_series#Tangential_books
英英辞典の説明や用例を引用してみよう。
(formal) having only a slight or indirect connection with sth
a tangential argument
(OALD)

formal tangential information, remarks etc are only related to a particular subject in an indirect way [+to]
The matter you raise is rather tangential to this discussion.
(LDOCE)

very formal only slightly related to what you are doing, discussing, or thinking about
Synonyms or related words for this meaning of tangential: separate, unconnected, unrelated, independent, stand-alone
(Macmillan Dictionary)
英和辞典で tangential を引くと、「正接の」「接線の」「〜に接する[to]」、また、「ちょっと触れるだけの」「わずかに関係ある」「〜とほとんど無関係の[to]」、さらに「(本筋から)脱線する」「本題を離れた」「見当外れの答えをする」といった訳語が並んでいる。また tangent にも同様の意味があるようだ。 直線と曲線がただ一点で接しているイメージを持てばいいのだろうか。逆にいえば、お互いが関係するのはただ一点のみ、そんなところから「ほとんど関係がない」「本筋からそれた」というような意味も出てくるのであろう。私がここでよくやってしまう「脱線」や「余談」も tangential といえばいいのだろうか。面白い単語である。 というわけですぐさま脱線だが、アシモフの「ファウンデーション」の tangential books として Wikipedia があげていたのが、"The End of Eternity" と "Nemesis" という2つの作品である。後者は、以前 nemesis という単語が持つと思われるニュアンスや文化的背景について書いたときにちょっと触れたことがある。前者は、時間テーマのSFだが、アシモフらしくない(?)ロマンスの要素もあって、傑作だと思う。私は「永遠の終り」という邦題の翻訳で読んだが、いまは絶版のようだ。残念である。 もうひとつ、ネットで見つけた下記の英文が面白かった。学校の先生が、講義の内容から脱線した話をすることがあるが、これが tangential story-telling と表現されている。"...even going so far as to spin off into yet another tangent, a previously unprecedented meta-tangential tangent" など、日常で普通に使われるものかどうか定かではないが、面白い英語表現もある。 http://skidmoreunofficial.com/archives/382 過去の参考記事: nemesis の隠れたニュアンス、および「ネメシス」のサブカルチャー的談義
◎日本語→英語の表現集
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tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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