ホーム   »  スポンサー広告  »  スポンサーサイト   »  単語・表現  »  「ノーモア・ヒロシマ」は No more Hiroshima. ではない

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ノーモア・ヒロシマ」は No more Hiroshima. ではない

ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」を、そのまま "No more Hiroshima." とするのは適切ではない。これだと、広島という都市はもうなくていい、広島の話はもうたくさんだ、というような意味になってしまうはずで、はなはだまずいことになる。

参考書の「ロイヤル英文法」がこれについて取り上げている。no more の項に、「広島の惨劇は繰り返すな」という意味なので "No more Hiroshimas." と複数形にしなくてはならない、という記述がある。

また、"No more Hilters." なら「ヒットラーのような独裁者をもう出すな」、単数形の "No more Hilter." だと「ヒットラー(個人)にはもううんざりだ」という意味になると説明している。

この参考書の英文を校閲しているのは、好著「日本人の英語」を書いたマーク・ピーターセン氏だが、氏は「英語塾」という著書の中でも、"No more Hiroshima." はまずい、という指摘をしている。

一方、以前紹介した「表現のための実践ロイヤル英文法」は、やはりピーターセン氏が著作陣に加わっているが、これまで見た限り、「ノーモア・ヒロシマ」についての説明はなく、ちょっと残念に思った。

"No more Hiroshimas" といえば、これをタイトルにした詩集もある。作者のジェイムズ・カーカップは、その英文が英語学習書でよく取り上げられていたので、お世話になったという人もいることだろう。私もその一人だ。この詩集にある作品のひとつを、次で読むことが出来る。
http://www.spokesmanbooks.com/No%20More%20Hiroshimas%20Poem.htm

マーク・ピーターセン英語塾マーク・ピーターセン英語塾
(2004/10/26)
マーク・ピーターセン

商品詳細を見る

関連記事
コメント
トラックバック
トラックバック URL
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
-----------------------
「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

カテゴリ
さくいん代わりのタグ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ページナビ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。