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crooner と「ホワイト・クリスマス」

ホワイト・クリスマスホワイト・クリスマス
(2000/11/18)
ビング・クロスビー

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これまで年末になるとクリスマスにちなんだ内容を書いてきたので、今年もそうしたい。先日立ち寄った店で、クリスマスソングの定番 White Christmas が流れていた。そこで頭に浮かんだのが crooner という単語である。

「ホワイト・クリスマス」はもちろん歌自体が名曲だが、最初に歌ったビング・クロスビー Bing Crosby の名唱が人気につながったところも大きいのではないかと勝手に想像している。そして、クロスビーのような、柔らかく甘い声を持つ往年の男性歌手を crooner と呼ぶ。

次は、ビング・クロスビーの公式サイトからの引用である。

To most Americans, he was the eternal Crooner: a much celebrated and beloved performer of unparalleled popularity.
( http://www.bingcrosby.com/ )

私の使っている電子辞書に収録されている英和辞典は、どれもこの単語を動詞 croon (〜を抑えた声で歌う、口ずさむ) という動詞の下に派生語のような扱いにしているが、ちょっと寂しい思いがする。

そこで、文化的記述に力を入れたことをうたっている、お気に入りの冊子辞書「アンカーコズミカ英和辞典」を見たら、期待にたがわず独立した見出し語として扱っていた。

クルーナー歌手(ささやくように甘い歌声で歌う男性歌手;特に1930〜40年代に流行した)

ただ、見出し語にはしていないものの、「リーダーズ英和辞典」が croon の項で書いている crooner の記述もなかなかいいと思った。

低い声で感傷的に歌う人[流行歌手](Bing Crosbyが代表)

本場の英英辞典はどうか。電子辞書の Oxford Dictionary of English を見ると、

a singer, typically a male one, who sings sentimental songs in a soft, low voice

とある。またオンライン辞書の Cambridge Advanced Learner's Dictionary は

[C] old-fashioned
a singer, especially a man, who sings slow love songs

としている。old-fashioned ということで、英語圏版演歌歌手、といったらさすがに言い過ぎだろうが、いずれにせよ「いま風」ではない、古くさい、ともいうべきイメージを醸し出す単語なのだろうと勝手に想像している。

Wikipedia の crooner の項には、いくつか [citation needed] と指摘されている箇所があって、どこまで信頼できるかわからないが、音楽好きの私には読んでいてなかなか面白い記述がある。参考まで。
http://en.wikipedia.org/wiki/Crooner

昔、仕事のついでにベツレヘムを訪れたことがあるが、そうした「本場」よりもクリスマスにからんで思い出に残っているのは、アメリカ中西部の田舎でクリスマスの時期を過ごした時のことだ。文字通りの「ホワイト・クリスマス」で、暑さや海の方が好き私にとっても、月明かりの中で雪原に舞い落ちる雪景色は本当に幻想的だった。

聞くたびにそんな記憶を思い出させてくれる曲 White Christmas については、ごく最近 The Wall Street Journal が記事で取り上げていることを Wikipedia のリンクで知った。この記事にも冒頭に crooner が出てくる。
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703499404574561734246276554.html

Christmas CroonersChristmas Crooners
(2009/10/26)
Christmas Crooners

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tempus fugit

Author:tempus fugit
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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