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「ハック」と「ハッカー」 (hack)

カタカナ語について書いている流れで、今回は「ハック」と「ハッカー」、そして英単語の hack について書いてみたい。「ハッカー」は以前から目にしていたが、最近は「ハック」も見かけるようになった。
私は「ハッカー」を「通信回路を使って他のコンピューターに侵入し、データを盗んだり破壊したりするマニア」(明鏡国語辞典)と考えていたが、「明鏡」には「コンピューターに習熟し、創造的なソフトウェアの開発などに打ち込む人」という語義も載っている。 そして英語の hacker は、こちらの肯定的な意味で使われている場合がよくあるようだ。私はカタカナ語のマイナスイメージでとらえていたので、最初は変に思ったものだった。 「(システム)に侵入する」の意味は他動詞の hack でも、また自動詞で hack into という形でも表現できるが、「アンカーコズミカ英和辞典」には「自動詞のほうが普通」という注がついている。 そして hack には、「うまく対処する」「なんとかやる」という意味もある。hack it という言い方もできる。本のタイトルなどで見られる「ハック」はこの意味で使ったものだと思うが、カタカナ語で人目を引こうという考えだろうか。この hack (hack it) には「しばしば否定文・疑問文で」という説明が辞書にあることにも注意しておきたい。 以下は英英辞典からの引用である。
- [usually in negatives] informal to manage to deal successfully with something
I tried working on the night shift for a while, but I just couldn't hack it.
(Cambridge Advanced Learner's Dictionary)

- cope with something: to succeed at or endure something (informal)
I wonder if he can hack getting up at five every day.
not be able to hack it
to not be able to manage or cope (informal)
(Encarta World English Dictionary)
辞書を見ると、hack にはほかにもいろいろな意味が載っている。「ハッカー」や「ハック」は、この単語の一面にしかすぎないということになる。
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tempus fugit

Author:tempus fugit
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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