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「フラグ」

カタカナ語を取り上げた流れで思いついたことだが、異なる2つの単語なのに、日本語では音の区別がないために同じ表記になってしまう言葉がある。逆に表記が異なる2つのカタカナ語が、原語では同じひとつの単語という場合もある。こうした現象が一緒になっているのが、「フラグ」とそれに対応する英語ではないかと思う。
「フラグ」単体ではないが、「フラグメント」という言葉があり、英語では fragment である。また「デフラグ」といえば、defragment, defragmentation であろう。 しかし同じIT関係の「フラグ」といえば flag もある。さらにこの単語を「旗」の意味で使う場合は、「フラグ」ではなく「フラッグ」と書く場合が多いのではないかと思う(手持ちの複数の英和辞典の訳も「フラグ」はなく「フラッグ」という表記で載っている)。だからどうした、といわれると返す言葉がないが、何となく面白い。 これだけで終りにするのはあんまりなので、もうひとつ。いくつかのサイトを眺めていて知ったのだが、「フラグ」という言葉は、「予兆」とか「伏線」とか「暗示」といった意味でも使われているらしい。 例えば、物語の登場人物が、後になって死ぬのではないかと思わせる出来事が起きた場合、「(主人公に)死亡フラグが立った」などとして用いられている。どうやらIT関係の「フラグ」から転じたらしく、この場合の表記に「フラッグ」は使われないようだ(かくいう文系の私は、ITの「フラグ」をちゃんと理解しているわけではないのだが)。 手持ちの国語辞典にこの意味は載っていなかったが、日本語版「ウィキペディア」を見たら「フラグ(ストーリー)」という項があった。以下引用する。
フラグ (Flag) とは旗を示す英単語であるが、ここで扱うフラグは小説・ドラマ・漫画・アニメ・シミュレーションゲーム等のストーリーにおいて、後に特定の展開・状況を引き出す事柄を指すスラングである。伏線(ふくせん)と同義であるものの、フラグは比較的単純で定型化された「お決まりのパターン」の含意があるとされる。

本来はビデオゲーム、とくにアドベンチャーゲームなどの、プレイヤー(読者)の選択によってストーリーが分岐し、異なる結果をもたらす遊戯全般において、それらの論理構造を記述するコンピュータのプログラミング上の基礎的な概念「フラグ」に由来する。
辞書を見ると flag にはさまざまな意味があるが、カタカナ語の「伏線」はないようである。一方、和英辞典で「伏線」を引いたら foreshadow とか hint あるいは clue、「予兆」には sign とか symptom また foretaste といった訳が与えられていた。 ついでだが flag といえば、以前、show the flag という言い回しや、海賊旗 Jolly Roger について書いたことがあるので、興味がありましたらどうぞ。 参考:◎日本語→英語の表現集 show the flag の波紋 海賊の旗 Jolly Roger
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tempus fugit

Author:tempus fugit
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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