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scheme とハツカネズミと「蛍の光」

scheme を取り上げた流れで、前回は「ねずみ講」と Ponzi scheme についてあれこれ辞書を引いてみたが、さらに辞書を読んでいたら、まさにその「ねずみ」が出てくる scheme がらみの言葉があることを知った。
The best laid scheme of mice and men (gang aft agley).
「人間のよく練った計画(も失敗に終わることが多いものだ)」という意味だそうだ。カッコの中はスコットランド英語で、gang agley は「(計画などが)うまくいかない」、aft は often の意だと辞書にある。 18世紀のスコットランドの詩人 Robert Burns の作品 "To a Mouse" に出てくる言葉だという。Wikipedia には詩の全体とその standard English translation があげられていて、この部分は原文だと The best laid schemes o' mice an' men となっている。 mice and men (mouse and man) は「生きるものすべて、生きとし生けるもの」ということで、私は昔読んだスタインベックの「二十日鼠と人間」Of mice and men で覚えた。この小説のタイトルそのものがバーンズの詩に由来するという。 そこで Robert Burns についての Wikipedia の記述を読んでみた。スコットランドでは単に The Bard と呼ばれることがあるという。bard という単語が定冠詞つきで大文字で始まる場合はシェイクスピアを指す、と覚えていたので、いかにこの詩人が郷土の誇りとなっているかがうかがえる。 さらに、こんな記述があった。
As well as making original compositions, Burns also collected folk songs from across Scotland, often revising or adapting them. His poem (and song) Auld Lang Syne is often sung at Hogmanay (the last day of the year), (以下略)
( http://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Burns )
かの「蛍の光」の原曲であるスコットランド民謡も、いま歌われている歌詞はバーンズによるものなのであった。scheme がきっかけとなって、またひとつ新しいことを知った。
"Auld Lang Syne" is a Scottish poem written by Robert Burns in 1788 and set to the tune of a traditional folk song (Roud # 6294). It is well known in many English-speaking countries and is often sung to celebrate the start of the new year at the stroke of midnight at the start of New Year's Day.
( http://en.wikipedia.org/wiki/Auld_Lang_Syne )
私が中学入学とともに聞き始めたNHKの「ラジオ基礎英語」講座では、毎月、英語の歌を1曲取り上げて繰り返し流していた。そこで取り上げられた歌の歌詞は今でもすべて口をついて出てくる。"Auld Lang Syne" もそのひとつだ。もう35年ほど昔のことで、auld が old、lang が long の意味だと説明していた講師の方も鬼籍に入られて久しい。 あとはおまけだが、辞書で scheme の項を読んでいて目に留まった語句をいくつか。color scheme は「(室内装飾、服飾、庭などの)配色」とある。さらに the [one's] scheme of things は「物事の在り方、体制、事態、状況」、また in the scheme of things だと「物事の成り立ちから言って、当然」ということだそうだ。
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tempus fugit

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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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