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brown-water navy

CNNをつけっぱなしにしたまま部屋でくつろいでいたら、"brown-water navy" という言葉が耳に飛び込んできた。blue water, blue-water は知っているが、brown を使うものもあるのか、と思わず身を起して画面を見た。
集中して聞いていたのではないので具体的な使われ方は聞き逃してしまったが、最近問題となっているソマリア沖の海賊についてのニュースだった。中国が海軍の艦艇をこの海域に派遣して、他国と協力して警戒と取締りにあたる意向という内容で、中国にとってこうした遠洋派遣は初めてになるという。 最初に書いた blue water は open sea ともいい、「大海原」「青海原」などの訳が辞書にある。形容詞として使えば、relating to or associated with the open sea; oceangoing ということになる。今回のニュースに関しても、次のような実例がネットで見つかった。
- In setting out on a combat mission, the Chinese Navy will not only gain experience in combating pirates, but also build up blue water combat mission capabilities. Deploying the Chinese navy will help restore the world’s confidence in shipping.
(http://www.cctv.com/english/special/C22025/20081208/108991.shtml)

- "China is seriously considering sending naval ships to the Gulf of Aden and waters off the Somali coast for escorting operations in the near future" (中略)
A long-range goal of the Chinese expansion has been the development of a blue-water navy capable of extended tours.
(http://www.iht.com/articles/2008/12/17/asia/pirates.4-391799.php)
そこで brown だが、blue よりも「足が短い」ことを指すのではないかと想像して辞書を調べたら、オンライン辞書を含めて brown water だけでは見つからなかったが、「リーダーズ英和辞典」に固有名詞の Brown Water Navy として記述があった。 ベトナム戦争の時に、メコン川流域で解放勢力の水上補給路切断のために哨戒・監視・拠点への攻撃を行った米海軍部隊の通称だそうで、作戦の総称は Slingshot といい、「河川の色が黄土色をしているところから」と由来が説明されていた。自分の想像と当たらずとも遠からず、といったところだろうか。 次に Wikipedia を見たら、項目として記述があった。
- Brown-water navy is a term that originated in the United States Navy, referring to the small gunboats and patrol boats used in rivers. A broader meaning is any naval force that has the capacity to carry out military operations in river or littoral environments.
(http://en.wikipedia.org/wiki/Brown-water_navy)
littoral は「沿岸の」という意味で、同じ綴りで「沿岸地域」という意味の名詞でもある。 さらにこの記事は、
- The term is used in contrast to the terms "green-water navy" and "blue-water navy".[citation needed]
と続く。"citation needed" とあるので、信憑性を含め扱いには注意が必要な Wikipedia の記述の中でもさらに気をつけなくてはならないようだが、"green-water navy" という言い方もあるらしい。Wikipedia はこれも項目として載せており、さらにネットで調べていくと面白そうだが、際限ないので今回は見合わせることにしよう。 今回私が知った単語は、軍事に詳しい人にとっては常識の範囲なのではないかと思う。私は英語学習では中学生の時からずっとニュースを活用していることもあってか、特に強い興味があるわけではない軍事関係の単語もある程度は覚え、ここでもいくつか取り上げたことがある。しかし知らない単語・表現は(軍事に限ったことではないが)次々と出てくるものだ。やはり外国語は一生かけての勉強なのだろう。
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tempus fugit

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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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