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「ゴールドフィンガー」と Midas touch

ゴールドフィンガー (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
前回取り上げたゴルディオス王について読んでいたら、その養子はミダス王だとあった。the Midas touch は父親に由来する the Gordian knot よりも有名かもしれない。私はこの表現を、007の "Goldfinger" でシャーリー・バッシー Shirley Bassey が歌った主題曲で覚えた。
ミダス王は、触れたものが黄金になる能力を与えられたものの、かえって困ってしまったという。なお英語の発音は /mai-/と二重母音である。 http://en.wikipedia.org/wiki/Midas_Touch このギリシャ神話のエピソードから、
- ability to acquire riches: the ability to make large amounts of money, often with very little apparent effort

- the ability to make a financial success of everything you do

- the ability to make a lot of money
Profits are down - has that 80s entrepreneur lost his Midas touch?

- The ability to make, manage, and keep huge amounts of money:
“Today's market has convinced dozens of kids barely out of college that they've got the Midas touch."
という意味になった。「ゴールドフィンガー」の歌詞では、 "He's the man with the Midas touch." と歌われている。 余談だが、この作品に出てく悪役のフルネームは Auric Goldfinger である。auric は「金の」 of or relating to or containing or derived from gold ということなので、凄い名前をつけたものだ。本棚にある原作のペーパーバックをぱらぱらめくったら、次のようなくだりがあった。
"Who is this man, anyway? What's his name?"
"Goldfinger."
"First name?"
"Auric. That means golden, doesn't it?"
もっとよく探せば、映画の主題歌のように "the Midas touch" も原作の中に出てくるのかもしれない。これを読んだのはずいぶん前のことで、もちろん覚えていない。 さて、ミダスはまた、「王様の耳はロバの耳」に出てくる王様でもある ("King Midas has donkey's ears.")。
In another legend Midas was invited to judge a music contest between Apollo and the satyr Marsyas. When Midas decided against Apollo, Apollo punished him by giving him donkey's ears.
( http://www.answers.com/topic/midas?cat=technology )
バッハの世俗カンタータ201番「フェブスとパンの争い」は、この「ロバの耳のされたミダス王」に基づくもので、こうした音楽作品にも使われているとは、西洋ではよく知られた神話のエピソードなのであろう。
Goldfinger (Penguin Viking Lit Fiction)

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  • 作者: Ian Fleming
  • 出版社/メーカー: Penguin Books Ltd
  • 発売日: 2006/10/26
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tempus fugit

Author:tempus fugit
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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