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「ドリアン・グレイの肖像」の名言

The Picture of Dorian Gray (Penguin Classics)

The Picture of Dorian Gray (Penguin Classics)

  • 作者: Oscar Wilde
  • 出版社/メーカー: Penguin USA (P)
  • 発売日: 2003/02/04
  • メディア: ペーパーバック
前回、where と end と start (begin) を使えば「どこまでが○○で、どこからが××か」という日本語を表すことができそうだと書いた。この単語の組み合わせで、もうひとつ頭に浮かんだ言い回しがある。例として、オスカー・ワイルドの小説「ドリアン・グレイの肖像」 The Picture of Dorian Gray の第1章に次のようなくだりがある。
But beauty, real beauty, ends where an intellectual expression begins. Intellect is in itself a mode of exaggeration, and destroys the harmony of any face.
このパターンを使うと、ちょっとした格言の類が作れそうだ。ネットで検索してみると、実際、いくつかの名言が見つかる。最初は同じくオスカー・ワイルドのもの。
- Art only begins where imitation ends.
(Oscar Wilde)

- Man begins where nature ends.
(Thomas Hardy)

- Music begins where words end.
(Goethe)

- Happiness begins where selfishness ends.
(John Wooden)

- Philosophy begins where religion ends, just as by analogy chemistry begins where alchemy runs out, and astronomy takes the place of astrology.
( http://www.nobeliefs.com/Hitchens.htm )
さて、ワイルドについては、以前、世紀末的で耽美的な戯曲「サロメ」 Salome について書いたことがあるが、この「ドリアン・グレイの肖像」も、同じように不思議な味わいを持つ作品だ。 この小説には、あちこちに警句の類がちりばめられていて、楽しめる。といっても、私が初めて読んだのは社会人になってからで、当時の私にはすでにちょっと気恥ずかしく感じられるものもあった。やはり、こうした文学作品は若い時に読んだほうがすんなりと入り込めそうだ。それはともかく、この The Picture of Dorian Gray から、そうした「名言」をいくつか引用しよう。
- The only difference between a caprice and a lifelong passion is that the caprice lasts a little longer.

- When one is in love, one always begins by deceiving one's self, and one always ends by deceiving others. That is what the world calls a romance.

- Whenever a man does a thoroughly stupid thing, it is always from the noblest motives.

- When we are happy, we are always good, but when we are good, we are not always happy."

- People say sometimes that beauty is only superficial. That may be so, but at least it is not so superficial as thought is. To me, beauty is the wonder of wonders. It is only shallow people who do not judge by appearances. The true mystery of the world is the visible, not the invisible.
「ドリアン・グレイの肖像」は、少し前に新しい翻訳(光文社古典新訳文庫)が出て、私も読んでみた。冒頭にあげた "Real beauty ends where an intellectual expression begins." のところは、次のようになっている。
しかし美は、本当の美というのは知的な表情が浮かんだ瞬間に終わるのだ。知性というのは、それ自体が誇張の手段だから、どんな顔の調和も壊してしまう。
「〜が始まるところで〜は終わる」という直訳にしていないのはうまいと思うが、この新訳、他のところ(特に会話の部分)では、直訳調でぎこちなく感じられる訳が散見されたのが、ちょっと残念であった。 参考:【本】 「サロメ」の昭和初期の翻訳
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tempus fugit

Author:tempus fugit
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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