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疑い深いトマス

前回は、ミズーリ州の名前を使って「疑い深い」ということを表す "I'm from Missouri. You have got to show me." という言い回しについて書いたが、ここから連想したのが doubting Thomas という、人名が使われた類似表現である。
- one who is habitually doubtful
- somebody who doubts something, especially until given proof
- a person who refuses to believe something without proof
- someone who demands physical evidence in order to be convinced (especially when this demand is out of place)
などと英英辞典に説明されている。 この表現は新約聖書、イエス・キリストの12人の弟子のひとりトマスに由来する。after Saint Thomas, who doubted Jesus's resurrection until he had proof of it. と辞書にあるように、彼はイエスが復活したと聞いても信じられず、"Unless I see the nail marks in his hands and put my finger where the nails were, and put my hand into his side, I will not believe it." といったそうだ。聖画で、イエスの傷口に指を突っ込んでいる人物が描かれていることがある。あれがトマスである。 実は私は、「こんな表現、実際に使われるのか」と思っていた。少し前のこと、電車にアメリカ人とおぼしき2人が乗ってきて私の近くに立ったので、否応なく会話が聞こえてきた。細かい内容は覚えていないが、当たり障りのない雑談を平易な言葉で交わしていた。そのうちのひとりが、ひょいと a doubting Thomas という表現を使ったのである。 その2人、見た限りでは、特に宗教的にも衒学的にも感じられないタイプだった(なにせ fuckin' を連発していたくらいだ)。まあ、本当のところはわからないが、そうしたごく普通の人でも(何かの拍子だったのかもしれないが)、こうした表現を日常会話で使うことがあるのだなと思った。 参考:固有名詞にちなむ表現
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tempus fugit

Author:tempus fugit
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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