ホーム   »  スポンサー広告  »  スポンサーサイト   »  未分類  »  「新英文読解法」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「新英文読解法」

新英文読解法―本格的な読解力を確実に

新英文読解法―本格的な読解力を確実に

  • 作者: 中原 道喜
  • 出版社/メーカー: 聖文新社
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本
「勉学の秋」の深まりにあわせて、今回は英語の学習書を紹介してみたい。怠け者の私は日々の英語学習は疎かにしているので、その埋め合わせにと、何年かおきにまとまった学習書を通読するようにしている。通勤電車やトイレタイムなどの時間も利用して、集中的に1冊を読み通す。
こうした復習に使うのは、フレーズ集のたぐいではなく、やはり体系的に整理された文法書がいい。受験生のように熟読したり例文を暗記したりするわけではないが、忘れていたこと、間違って覚えていたこと、毎回何かしら学ぶ事柄がある。 だが数年前、前回の復習では、英文読解の参考書を使ってみた。それがこの「新英文読解法」である。当時出版されて間もなく、たまたま書店で目に留まったのだが、取り上げられている文章の内容やテーマが、受験勉強で使った英文解釈の本とは一味違っていて、面白そうだと購入した。 200題ある課題文は、今の時代に沿った社会や文化、科学などの問題を幅広く扱っている。著者が文章の選定にいい意味でこだわったらしいことは、「テーマ・内容一覧」という索引をつけていることからもうかがえる。 遥か昔のことになるが、高校時代、私は「英文解釈」系の参考書や副読本がどうも肌にあわなかった。課題文に文学作品や人生訓的なエッセイが多く、読んでも面白いと思わなかったことが理由のひとつだった。 こうした例題のおかげで英語や文学に開眼した人もいるだろうから、それを否定するつもりはない。ただ一般的に、そうした分野の作品は自発的な欲求に基づいてこそ興味を持って読めるものではないだろうか。当時の私は、なぜもっと幅広い分野から面白そうな英文を課題文に選んでくれないのか、と不満だった。結局はそうした参考書を放り投げ、ペーパーバックを眺めたり、高校生向けの英字紙を時おり買ったりしていた。 私のような身勝手な学習者から言わせれば、学習者の多くは文学以外の道に進み、異なった分野で英語が必要になる可能性が大きいはずである。基礎学習の段階では、さまざまな内容の興味深い英文を探して提示してもらった方が、学習者にはより強い動機づけになるだろうし、またそうした工夫が指導者には求められるのではないかと思う。 専門的な本や講義ならいざしらず、高校レベルの参考書や授業にご自分の得意な文学や人生論といった分野の課題文ばかり取り入れるのは、指導者の知的関心の狭さを示しているのでは、と生意気にも思ったりもした。拙文を読んでいただいている教育関係者がいらっしゃったら、まことに失礼な物言いであり申し訳ないが、もちろん皆様は別である。また、当時とて全面的にそうした傾向にあったわけではないし、実用志向に走っている感のある今は、状況が違ってきていることだろう。 思わずやや過激な脱線となったが、この「新英文読解法」の例題のテーマを見ると、「愛」「幸せとはなにか」「余暇の功罪」といった"従来型"の内容もあるが、そのほか「子育ての問題」「武器と世界平和」「京都議定書」「クローニング」「アメリカ人とプライバシー」「遺伝子療法と老化」「外国人の日本への流入」「肥満と運動不足」「政治的に正しい表現」など幅広く、誰でも何かしら興味を持つ文章が見つかるのではないかと思う。 課題文には語彙の説明や模範訳がついているが、受験参考書にありがちな、文を細かく解体する因数分解的な説明はない。その点で、突き放した内容ともいえるだろう。しかし、すでに文法の基礎を学んだ人には、これくらいがすっきりしていて好ましいのではないか。 そして、こうした例題の合間に、文法や語法について留意すべき点の説明がうまくはめこまれている。英語のことわざや名句、またシェイクスピアや聖書からの引用もいくつか紹介されている。 こういった点で、英語の基礎をひととおり終えた社会人にも向く内容ではないかと思う。私と同じくらいの世代で、かつての受験参考書になじめなかった方がおられたら、ためしに手に取ってみてはいかがだろうか。 最後に英語についておまけ、「皆様は別」と先ほど書いたが、「ここにいる皆さんは例外ですが」と断って何か批判的なことを言う際に、present company excepted という表現がある。自分の学習ファイルには次のような例がメモしてあった。
The people at this party are really boring...the present company excepted, of course.
参考:◎日本語→英語の表現集
関連記事
コメント
トラックバック
トラックバック URL
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
-----------------------
「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

カテゴリ
さくいん代わりのタグ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ページナビ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。