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「ご静聴ありがとうございました」?

パワーポイントを使ったプレゼンテーションの最後に、「ご静聴ありがとうございました」というスライド表示が出てきた。何だこれは、と思ったが、同席していた後輩に聞くと、「何かおかしいんですか?」というつれない反応である。
「静聴」を使うのは、「ご静聴願います」などという場合で、締めくくりの言葉ではないはずだ。英語だったら、Thank you for your kind attention. と May I have your attention, please. などとすれば同じ単語を使えるのだろうけど。口頭でいう謝辞をわざわざ表示するのは、パワーポイントでこれ以上スライドがないことを示す意味合いもありそうだが、やはり字が違うのはカッコ悪い。 しかし「ご静聴ありがとうござました」とは、何だか笑いたくなってしまう。「退屈だったでしょうが、居眠りはともかく、隣の人と雑談もせず、よくぞ最後まで聞いてくださいました」、あるいは「厳しい質問攻めにすることもなく、おとなしく聞いていただいてありがとうございます」、まるでそんな風に言われているようだ。 もちろん発表者がそんなことを意図しているはずはないが、漢字、あるいは同音異義語というのは面白いものだ。そんなことを考えながら、電子辞書で「清聴」が正しいことをあらためて確かめた。 自宅に帰ってからこのことを思い出し、ネットで検索してみたら、意外にも「ご静聴ありがとうございました」がぞろぞろとヒットする。それも、間違いを指摘したものより、これが正しいと考えているらしいものの方が目立つようだ。「何かおかしいんですか?」の彼に限らず、実はかなり広まっている思い違いなのかもしれない。
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tempus fugit

Author:tempus fugit
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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