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英語版・語呂合わせ記憶法 (mnemonic)

「ひとなみにおごれや」「いい国つくろう鎌倉幕府」「水兵リーベぼくの船」といった語呂合わせの記憶法は、今も学校の生徒の間で健在なのだろうか。以前、「水金地火木土天海冥」の英語版について書いたように、こうした記憶のために作られた文は英語にもあり、mnemonic と呼ばれている。語頭の m は発音しないので注意が必要だ。
惑星の他に実例として見たことがあるのは、円周率の覚え方である。 Yes, I know a number. May I have a large container of coffee? というもので、各文の単語の字数を数えると、3.1415(926) になっている。 同じく円周率について、最近読んだ Simon Singh の "Big Bang"という科学ノンフィクションには、こんなくだりがあった。
"How I need a drink, alcoholic of course, after the heavy lectures involving quantum mechanics." This phrase is a mnemonic for the number pi.
また、言葉についての鋭い観察をブログに綴っていらっしゃるたんご屋さんから、以前、恒星のスペクトル型 OBAFGKM を Oh Be A Fine Girl (Guy) Kiss Me と覚えると教えていただいたが、上記の "Big Bang" にもこれが出てきた。
She drew upon her hands-on experience to make a major contribution to the system of stellar classification, dividing stars into seven classes (O,B,A,F,G,K,M). Today's astronomy undergraduates stll learn this system of stellar classification, usually according to the mnemonic 'Oh, Be A Fine Guy - Kiss Me!'
もうひとつ、虹の色を人名の形で覚えるようにしたのが、 Roy G. Biv である。red, orange, yellow, green, blue, indigo, violet のそれぞれの頭文字を取ったものだ。 ところで今気づいたのだが、この mnemonic では虹の色は日本と同じ7色になる。ということをわざわざ書くのは、以前何かで、「欧米では虹は6色」と読んだことがあるからだ。虹を何色とするのか、欧米でも異なった見方があるのかもしれない。 実例を見てわかるように、日本では「語呂合わせ」だが、mnemonic は単語の頭文字や字数を利用したり、あるいは連想しやすい内容の文にしたりして記憶を助けるものである。改めてこの単語を英英辞典で見ると、
- a word, sentence, poem, etc. that helps you to remember something
- a pattern of letters or words formulated as an aid to memory
- memory aid: a short rhyme, phrase, or other mental technique for making information easier to memorize
などと定義されている。ある辞書はあわせて、
The musical notes on the lines go EGBDF - use the mnemonic 'every good boy deserves fun'.
という音楽についての例文を載せていた。さらに詳しい説明が Wikipedia に載っている。 http://en.wikipedia.org/wiki/Mnemonic mnemonic device のように形容詞の意味もある。複数にして mnemonics とすると、a technique of improving the memory; a method or system for improving the memory という意味にもなるようだ。noun plural but singular in construction という注もあった。語源は mindful という意味の mnemon というギリシャ語にさかのぼるという。 さて、いろいろな mnemonic をまとめたサイトがあるはず、と思ってネットで調べてみたら、例えば以下のようなものがあった。興味のある分野について、どんな例があるか調べてみてはいかがだろうか。 http://en.wikiquote.org/wiki/English_mnemonics http://www.ict4us.com/mnemonics/ http://www.happychild.org.uk/acc/tpr/mne/index.htm http://www.eudesign.com/mnems/_mnframe.htm http://www.mnemonic-device.eu/index こうしたサイトで実例をいくつか見た限りだが、正直言って、やはり日本語の語呂合わせの方が面白いと思ってしまう。目的が同じでも表現の仕方が日本語と英語で違うので、もちろん単純に比較はできないし、英語は私の母国語でないこと、そして日本人としての身びいきもあるのだろうが。 それにしては mnemonic の中にはかなり長い文もあり、そもそもそれを覚えるのが大変そうだと感じる。 参考:「水金地火木土天海冥」は英語で何というか
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仕事上、多少の英語ならば苦労をあまりせずに読むことができるのだけど*1、今日はひさしぶりに「この言葉、何?」というのに出会った。教材研究をしていて出てきた言葉、「Mnemonic」。何これ?っていうか、どう発音するの!?オンライン英和辞典でも出てこないし…とりあえ
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tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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