ホーム   »  スポンサー広告  »  スポンサーサイト   »  単語・表現  »  juice をめぐる表現さまざま

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

juice をめぐる表現さまざま

先日 sex up と似たような表現に juice up があると書いたので、juice をめぐる単語を取り上げてみよう。 まず、日本語で「ジュース」という飲料で juice といえるのは、いわゆる「果汁100パーセント」のもので、それ以外は soft drink などとなるので注意しなくてはいけない。
juice up だが、英英辞典には、enliven: to make something or somebody more lively, exciting, or interesting とか to give life, energy, or spirit to といった説明がある。 例文としては、
- They tried to juice up the party by playing loud music.
- They juiced up the movie by adding some battle scenes.
この表現には、さらに to add more power, energy, or speed to や change something to improve its performance また increase the effectiveness of という意味があり、
- Lowering interest rates is one way to juice up the economy.
- That old jeep's motor got juiced up in the shop,
という例文が辞書にあげられている。 次に名詞の juice をみると、液体のうち生物の「体液、分泌液」として使う場合は通例複数形にする、と書かれている。日本人には感覚的になかなかつかみにくいのではないだろうか。少なくとも私にとってはそうである。しかも、ためしに単数の gastric juice digestive juice で検索すると多数ヒットするので、よくわからなくなる。 この単語は、「活力、精力、能力」 one’s vitality or creative faculties; a motivating, inspiring, or enabling force or factor として使えるが、これも通例複数形になるという。活力が複数というのも、これまたわかりにくい。 この意味でいくつかの辞書が用例としてあげていたのが creative juices という面白い表現だ。
- Her creative juices were flowing.
- This early in the morning it's hard to get the creative juices flowing (= to start thinking of good ideas).
2つ目の言い換えをみると、日本語の「創造力」というほど大げさではなく、「頭が働かず、いい考えが出てこない」くらいの場合でも使えるということか。 競争心に溢れていれば、competitive juices ということができる。
We like to keep the competitive juices flowing in whatever we do.
日本人が好んで使いそうな「気」は目に見えないが、英語は形がより具体的な「液体」を使うのがちょっと面白い。 juice とは関係ないが、そういえばヒポクラテスの考えを汲む「体液病理学」があった。人間の健康はいくつかの体液のバランスで保たれる、というものだが、改めて調べたら、英語で humoral pathology といい、血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁の4種類だった。次はネットにあった Encyclopedia Britannica からの記述である。
Until the latter part of the 18th century, diseases were supposed to be due to an imbalance of the four fluid humours of the body (blood, phlegm, yellow bile, and black bile). This was the “humoral pathology,” which dated back to the Greeks.
元に戻って、イディオムで stew in one's own juice は、「自業自得で苦しむ」 to suffer the consequences of one's own actions. ということだそうである。そういえば in a stew とか get into a stew という表現があるのを思い出した。 最後に形容詞の juicy だが、interestingly scandalous; temptingly appealing; attractive because it will bring you a lot of money or satisfaction という意味があるのはうなづける。
- I've got some really juicy gossip for you.
- If sales continue like this, we should be showing a nice juicy profit at the end of the year.
関連記事
コメント
トラックバック
トラックバック URL
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
-----------------------
「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

カテゴリ
さくいん代わりのタグ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ページナビ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。