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Beam me up, Scotty.

宇宙大作戦 シーズン1 デジタル・リマスター版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD
TVドラマ「スター・トレック」の有名なセリフのひとつに、"Beam me up, Scotty." がある。アメリカでは、ファン以外にも広く知られているようで、辞書にも収録されている。ところが前回書いた「カサブランカ」や「シャーロック・ホームズ」の例と同様、ドラマの中でこれと同じ形で使われたことは、実は一度もないのだそうだ。
Scotty とは、"Star Trek" の最初のシリーズに出てくる登場人物のひとりだ。演じた James Doohan は2年前に亡くなったが、今年の4月、遺言に従って、遺灰がロケットに載せられて宇宙を飛んだ。その「宇宙葬」が決まったことを伝える英文記事も、このセリフを見出しにしている。
- "Beam Me Up, Scotty"
http://www.aero-news.net/index.cfm?ContentBlockID=ab71efa7-6326-41b4-b777-6cfee5d6ba9b

- "Scotty's ashes to be beamed up"
http://www.news24.com/News24/Entertainment/Off_Beat/0,,2-1225-2107_2092057,00.html

- "Beam me up, Scotty: Space launch set for James Doohan's ashes"
http://www.khou.com/news/entertainment/stories/khou070402_tnt_scottyashes.25bcbeb3.html
"beam" とは、「スター・トレック」 に出てくる未来のテクノロジーを使って、人間やモノを移動・輸送する際に使われる。物質をエネルギー光線に変換して別の場所に瞬間的に移動させるというもので、例えば惑星上にいる乗組員は、"beam up" して宇宙空間にいる宇宙船に一瞬にして戻ることができる。Scotty は宇宙船の主任機関士なので、その装置を操作することが多い。 …などといっても、作品を見ないと何のことやらわからないかもしれないが、先ほどの記事では、この言葉がタイトルだけに使われて、本文では出てこないものがあり、逆に言えばそれくらい「常識」扱いされているらしいことがうかがえる。 しかし、アメリカ人にとっては「常識」でも、外国人は知らなければお手上げだ。かなり前のことだが、何かの翻訳を読んでいたら、このセリフのもじりが出てきたが、訳者は明らかに何のことか理解しておらず、トンチンカンな訳をつけていた。 私は「スター・トレック」を子供の時から知っていたので、このセリフにはなじみがあった。学生時代、初めて行ったアメリカで、初めてこのセリフに出会ったのは、トイレの落書きだった。また、どこか別の場所に行きたい場合に、おどけて使われたのを聞いたことがある。最近はこの表現を収録している辞書もあり、苦境から救い出してほしい、なんとかしてくれ、といった意味で使う、などという説明があった。Scotty に beam up してもらって、間一髪、危機を逃れるという筋書きから来ているのだろう。 しかし実際のドラマの中では、似たような言い方はあっても、"Beam me up, Scotty." として使われたことは一度もなかったというわけで、そこまで言及している一般の辞書はないようだ。 上記の記事も、この「常識のウソ」に触れたものがある。
Although the Canadian-born actor inspired the catchphrase "Beam me up, Scotty," it was never spoken on the television show.

The Canadian-born actor who inspired the catchphrase "Beam me up, Scotty" - even though it was never actually uttered on the television show - died two years ago at the age of 85.
ところで、ドゥーアン氏の「宇宙葬」とは、宇宙空間に散骨するのではなく、遺灰を載せたロケットを打ち上げてまた回収するというもので、しめて495ドル、これなら庶民にも手が届きそうな値段だ。宇宙葬もビジネスになりつつあるということだろうか。実施しているのは Space Services Incorporated という会社だ。 http://www.spaceservicesinc.com 最初の "Star Trek" は、つくられて四十余年になり、今見ると特撮シーンはかなりしょぼいが、人気シリーズとあってか、CGを駆使して特撮部分をリメイクした新版が最近アメリカで制作された。日本でも7月21日からオンエアされる予定になっている。
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tempus fugit

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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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