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「スタートレック」のタイトルに学ぶ英語

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前回書いたように、シェイクスピアの作品からの引用は、英語に触れているとあちこちで出会う。今回は、週末の息抜きも兼ねて、そうした例をアメリカのTVドラマ「スタートレック」のタイトルに見てみることにしよう。
"Star Trek" は、1960年代後半に最初のシリーズが作られた後、80年代後半から一昨年までの長きにわたり、設定と登場人物(俳優)が異なる新しいシリーズが複数制作された。SFとはいえ、戦争と平和やアメリカ社会の問題、また異文化との接触などを巧みにストーリーに織り込んでいるのが人気の理由のひとつだろう。 私は小学生の時に最初のシリーズを見て気に入り、高校生になると、ペーパーバックを買って眺めるようになった(ビデオがなかった当時は、ドラマのノベライゼーションが今より盛んだったように思う)。読んでいたとは到底いえないが、私が英語にアレルギーを持たずに済んだのも、ひとつにはそのおかげである。 さらに英語学習に役立ったのは、エピソードの原題はどういう意味だろうと思い、調べていったことだ。シェイクスピアやマザーグース、聖書、あるいはイディオムからの言葉が、かなりタイトルに使われていることがわかった。 ドラマのタイトルからも英語圏の文化的背景に触れることができる、といういい例だと思うので、ちょっと「おたく」的な内容になるが、以下、特に人気がある最初の2つのシリーズについて、いくつか書いてみることにする。 シェイクスピアの作品に出てくる表現が使われたタイトルは、例えば次のようなものがある。
- "The Conscience of the King" (「ハムレット」)
- "Thine Own Self"  (「ハムレット」)
- "Dagger of the Mind" (「マクベス」)
- "All Our Yesterdays" (「マクベス」)
- "By Any Other Name" (「ロミオとジュリエット」)
- "Wink of an Eye" (「冬物語」)
- "How Sharper Than a Serpent's Tooth" (「リア王」)
- "Sins of the Father" (「ヴェニスの商人」)
タイトルに使われた以外に、登場人物がシェイクスピアのセリフを口にしたり、宇宙船の中でシェイクスピアの劇を上演していたり、というシーンも相当ある。「スタートレック」の制作陣は、よほどシェイクスピアが好きなのか、それだけシェイクスピアが英語文化に根づいているということだろうか。 マザーグースからは、
- "What Are Little Girls Made Of?"
- "Friday's Child"
などというものがあった。 聖書からは、気づいた範囲ではそれほど多くなかったので省くが、イディオムや決まり文句を使ったものは以下のように結構あり、勉強になった。
- "A Piece of the Action"
(ストーリーの内容からも「分け前」ということだが、このエピソードの小説版の邦訳は「行動の一端」という、意味のよく通らない訳になっていた)
- "The Eye of the Beholder"
- "The Enemy Within"
- "The Best of Both Worlds"
- "Up the Long Ladder" (...and down the short rope と続く)
- "All Good Things" (...come to an end と続く)
- "Sub Rosa" (happening or done in secret 「内密に」「ひそかに」 ラテン語)
- "Ménage à Trois" (a situation where three people, especially a husband, wife and lover, live together and have sexual relationships with each other フランス語)
その他、よく知られた文芸作品から取ったものもある。
- "We'll Always Have Paris" (「カサブランカ」)
- "Tin Man" (「オズの魔法使い」)
- "Elementary, Dear Data" (「シャーロック・ホームズ」の言葉のもじり)
- "The Big Goodbye" (レイモンド・チャンドラーの小説 "The Big Sleep" と "The Long Goodbye" から)
タイトルではないが、絶体絶命に追い込まれた登場人物が、"Click my heels together three times and go home." という「オズの魔法使い」のセリフを口にするシーンもあった。 先日 shibboleth について書いた際には、mamarimama さんから、ドラマ「ER」の タイトルには聖書からのエピソードが使われることが多い、というコメントをいただいた。気に入った英語のドラマのタイトルについて、何か元になっているものがないかと調べてみるのは、楽しい英語学習法のひとつになると思う。 参考記事: shibboleth〜sh音を発音できない外国人
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tempus fugit

Author:tempus fugit
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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