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「英語の冠詞ドリル」

7日間完成ネイティブ感覚が自然に身につく 英語の冠詞ドリル

7日間完成ネイティブ感覚が自然に身につく 英語の冠詞ドリル

  • 作者: 椎名 照雄
  • 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
  • 発売日: 2007/06/05
  • メディア: 単行本
いつまでたってもなかなか自信を持てるようにならないのが冠詞だ。文法書を見ると、どのような時にどう使うかが列挙されているが、英語に触れていると、そうした知識ではどうにも理解できない実例にぶつかったりする。 一般の文法書とはまた違った視点から、「どうしてそうなるのか」という考え方を説明した参考書もあるが、読んでいる最中は「なるほど」と感心していても、読み終わってみて、自分で使いこなせるくらい冠詞の「こころ」をとらえることができたのか、と自問すると、ただうなだれるのみである。
マーク・ピーターセン氏についてはこれまでも何回か触れたことがあるが、その著書「日本人の英語」の中に、
「名詞に a をつける」という表現は無意味である。(中略)もし「つける」で表現すれば、「a に名詞をつける」としかいいようがない。「名詞に a をつける」という考え方は実際には英語の世界には存在しないからである。
というくだりがある。この本は非常に得るところが多いが、この記述だけは、非ネイティブにはまねできないものでお手上げではないか、と読んだ時に思った。 さて、その昔、何かで次のような冠詞の学習法を読んだことがある。すなわち、まとまった文章を何か選んで、紙に書き写す。その際、冠詞はすべて抜いてカッコにし、一方、冠詞のない名詞の前にはカッコをつける。何日かしたらカッコを埋めてみる。冠詞を入れるのか入れないのか、入れるなら不定冠詞か定冠詞か、という問題に取り組み、終わったら原文と比べてみる、というものだ。 「これはよさそうな方法だ」と思ったが、ものぐさな私は、こうしたドリルを作るのが面倒だった。その後ワープロが登場し、もっと手軽に問題を自作できるようになったはずだが、結局何もしないまま今に至っている。 そんな中、単刀直入なタイトルを持つこの本が目に留まった。手にとって見ると、出版されたばかりで、第1章が冠詞の概説、第2章は、まさにカッコを埋める文章ドリルとなっている。これは役立ちそうだと思って購入した。 とりあえず、第1章にざっと目を通してみた。著者は、冠詞で重要な概念となる「特定」「不特定」の意味を一義的に定め、それをもとに冠詞の使い方を説明するというやり方には無理がある、と述べている。そのうえで、ネイティブスピーカーがどういう場合に「特定されていると感じる」のか、さまざまな実例を観察する、というアプローチを提唱している。また、日本人・日本語の感覚で「数えられる」「数えられない」の使い分けを判断すると間違う可能性がある、と注意を促している。 なるほど、「特定・不特定」を客観的なものと考え、また日本人の考える意味で「可算・不可算」をとらえてきたから、ますます日本語にない冠詞が不可思議なものに映ってくるというわけだ。こうしたことを読んで、冠詞を覆う霧がすぐに晴れるわけではないが、なるほどと思わされた。 第1章では、そうしたアプローチによる説明に加えて、一般の文法書にあるような、どういうときに冠詞をつけるのかを項目に分けた解説もある。こうした従来型の分類も、冠詞を理解するうえで無視はできないということなのだろう。 そして、第2章の練習問題へと続く。21問ある練習問題は、The Japan Times に掲載された文章をもとにした、現代社会の動きに即した内容で、これも好ましく思える。いかにも学習のためにつくったような文章、あるいは昔の英文解釈の参考書に多かった文学・人生訓的な文章ばかりだと、特に社会人の学習者は興味が持ちにくいと思うからだ。 この本は、「ドリル」ということを意識したのか、あるいは親しみやすい印象を与えようとしたのか、やや安っぽい装丁が気になるが、個人的にもっと残念に思うのは、B5判という判型だ。持ち運んで場所を選ばず学習するには大きすぎて、通勤電車の中で揺られながらこの本を開くのはしんどい。130ページほどの長さなので、A5判にしたとしても、それほど厚くはならないはずだ。 私にとっては、三上(枕上、馬上、厠上)のうちの最後、つまりトイレタイムがこの本の主な利用場所になりそうだ。今後、あせらずに問題をこなして、冠詞に対する苦手意識を少しでも減らしたいと思っている。 参考記事: 定冠詞がつく The Hague をめぐるあれこれ 定冠詞をつける国名 (the Congo など)
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tempus fugit

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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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