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揺れるウィキペディア

Wikipedia が揺れているようだ。ネット版の International Herald Tribune をながめていたら、このオンライン百科事典をめぐる Boston Glove の署名記事が opinion 欄に転載されていた。 筆者は、「ウィキペディア」に載った自分自身についての記述もネタに、ちょっとユーモラスなタッチで書いているが、執筆のきっかけとなったのは、最近起きたレギュラー寄稿者兼運営メンバーの「肩書き詐称」問題のようだ。
その問題とは、ウィキペディアにひんぱんに寄稿し、のちに事典へのエントリの編集権も持つようになった EssJay というネット名の人物が、プロフィールでは「宗教学の大学教授」としながら、実はそんな学位を持たない24歳の男性であり、参考書片手に書いていたことがわかったというものだ。ちなみに EssJay とは、イエズス会 the Society of Jesus の会士を示す SJ に引っかけたのではないかと思われる。 「ヘラルド・トリビューン」で他の記事も検索して読んでみると、この肩書き詐称が明るみに出たのは今月の初めのことで、ウィキペディアの創設者は、こうした肩書きを持つとする寄稿者には、何らかの形でそれを証明することを義務づけようと考えているという。 しかしこれに対して現在のウィキペディアのトップは、大切なのはプロフィールの信頼性ではなく記述の質だとして、これに反対しているという記事もあった。 http://www.iht.com/articles/2007/03/12/business/wiki.php 今回の問題は、確かに記述そのものに関わるものではないだろうが、やはり信頼性を損なう重大なものだと考えてしまう。また今回の問題とは別に、私は先月、ウィキペディアの誤った記述についてのニュースも目にした。さきの Boston Globe の記事でも言及されている。 そのニュースとは、アメリカの大学で日本史のテストに同じような誤答が頻出し、不審に思った教官が調べたところ、学生たちは皆、ウィキペディアの「島原の乱」の記述を参考にしていて、それが間違っていたことがわかった、というものだ。この大学は、ペーパーにウィキペディアを引用するのを禁止する措置を取ったという。 http://deseretnews.com/dn/view/0,1249,660198366,00.html 実は私も、これまでウィキペディアで、おかしな記述を何回か見つけたことがある。由緒ある従来の百科事典にも誤りはあるだろうから、ウィキペディアだけを問題視するのは不公平といえるかもしれない。要は、ひとつのレファレンスだけに頼り切るべきではない、ということにつきるだろう。 冒頭の Boston Globe の記事に戻ると、ウィキペディアに対抗して、他にもオンライン百科事典が出てきているが、中には特定の方向性を謳ったものがあるそうだ。利用する際は、そうしたことを念頭に置く必要もありそうだ。
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tempus fugit

Author:tempus fugit
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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