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“occupy” - 2011年の Word of the Year

American Dialect Society は、ウォール街から始まった世界的な抗議運動にからんで、occupy を「2011年の言葉」に選んだ。

毎年、いくつかの団体が Word of the Year を発表していることを先日取り上げたが、年初めの「アメリカ英語学会」の選定は、その「真打ち」というべきものだ。

今回の発表文は
http://www.americandialect.org/occupy-is-the-2011-word-of-the-year
で読める。

そこで選者は、

“It’s a very old word, but over the course of just a few months it took on another life and moved in new and unexpected directions, thanks to a national and global movement. ...The movement itself was powered by the word.”

と書いている。

世界的な「オキュパイ」の端緒となったデモ運動「ウォール街を占拠しよう」では、"We are the 99%" がスローガンとなった。これは、アメリカでは上位1パーセントの富裕層の資産が増加し続けていることからつけられたものだ。

今回の Word of the Year の選定でも、1位は occupy だったものの、the 99%、99 percenters それに job creator (a member of the top one-percent of moneymakers) といった言葉がかなりの票を集めたことがサイトに書かれている。

Word of the Year は部門に分けての選考も行われるが、今回は Occupy Words というカテゴリーが設けられ、上記の the 99%99 percenters はこの部門でのトップとなっている。

American Dialect Society がこれほど「オキュパイ」関連の言葉を重視したことは、この運動のインパクトの大きさを示しているようだ。

公式サイトの発表文には、姉妹団体の American Name Society が “Arab Spring” 「アラブの春」を2011年の Name of the Year に選んだことも書かれている。

また、TIME の2011年の Person of the Year は "The Protester" で、「アラブの春」や「オキュパイ」などの「抗議する人たち」を選んだ。

"Fukushima 50" も候補に含まれていたが、1年間を象徴する出来事としては、世界的な抗議行動の高まりがふさわしいと考えたことになる。

なお、タイム誌の「今年の人」は、上記のように複数形はでなく単数形。定冠詞+単数名詞で全体を表す用法ということだろうか、あるいは、チュニジアに端を発した抗議運動が他の地域に影響が与えて世界的に拡がっていったということで、共通のくくりとして単数形を使ったものだろうか。

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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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