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equivocal (ambiguous との違い)

前回 Word of the Year で紹介した tergiversate の定義に同義語として equivocate が出てきた。その形容詞の equivocal はしばしば目にする単語だ。

「(言葉が)両方の意味に取れる」、そして「(結果、状況、態度などが)あいまいな」「はっきりしない」という意味である。

この単語を改めて電子辞書で引くと、ambiguous と同義というように書いている英和・英英辞典があるが、一方でこの2つの語にニュアンスの違いがあることを指摘しているものもあった。

「ジーニアス英和大辞典」は、

ambiguous と違って、あいまいにしようとする意図を含む

と注をつけている。

また「ランダムハウス英和大辞典」は、

(語句などが)(特に人を欺くために)幾とおりにも解釈できる、どうにも取れる、あいまいな

としている。「特に人を欺くために」というところがミソだ。さらに ambiguous の方に詳しい説明があった。

ambiguous 2つ以上の解釈が可能だが必ずしも多義性が意図されているとは限らない表現や態度
equivocal ambiguous と同義であるが、故意に相手を混乱させ、言い逃れをしようとする意図を伴う (an equivocal answer 煙に巻くような返事)

もうひとつ、「オックスフォード米語辞典」 The New Oxford American Dictionary には、See note at DOUBTFUL とあったのでそちらを見ると、類義語の説明の中に、

...while ambiguous can refer to either an intentional or unintentional lack of clarity, equivocal suggests an intentional wish to remain unclear.

と書かれていた。

equivocal イコール ambiguous のように記述している辞書を見ただけでは、こうしたニュアンスの違いを知ることはむずかしい。

「イコール」が出たついでだが、ある辞書は equal を表す equi- と vocal が組み合わさったもの(「等しい」+「声の」)であると語源の説明欄に書いている。そう考えれば equivocal という単語が覚えやすくなるかもしれない。

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コメント
お礼
いつも忘れ続けるequivocalの意味を調べようと検索したらこのサイトを見つけました。大変参考になり、これでやっと覚えられそうです。
記事もとても参考になりました。
厚くお礼を申し上げます。
大國義弘
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tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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