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パパは何でも知っている (Father Knows Best)

先週の Newsweek 誌 (Nov. 20) は、往年のTVドラマのタイトルをもじって "Father Knows Best" と題したカバー特集を掲載していた。現大統領の父親である41代ブッシュ大統領の側近が中心となって、イラクの出口戦略を描いていることについて取りあげている。
その側近とは、先代の政権で国務長官を務めたジェームズ・ベーカー氏で、まもなく公表される提言をまとめた超党派グループを率いている。 湾岸戦争で、父親のブッシュ元大統領とベーカー氏らは、国際的なイラク包囲網を作りあげた。戦争そのものの是非論はおくとして、メディアで読んだりした彼らの手腕、その用意周到ぶりは、外交交渉についてはよく知らない私も、「まさにプロならでは仕事だ」と感じた。 一方、息子の43代大統領は、父親の国際協調路線は採らず、unilateralism といわれる姿勢で突っ走り、今の混乱を招いた、ともっぱら評されていると思う。 少し前から進められていたベーカー委員会の動きは、そんな息子を見るに見かねて、(表立ってではないものの)父親が動いた、ということだろうか。中間選挙で負けたことで、かえって息子にはこうした提言が受け入れやすく、また父親とその側近が出てきても、息子の面子をつぶすことにはならない状況になったともいえそうだ。 Newsweek の特集のうち、最も長い "The Rescue Squad" は、ベーカー委員会をめぐる関係者の動きを描いていて一番読み応えがあった。 http://www.newsweek.com/id/44601 これを含めた特集の主要な記事は、舞台裏の動きについて情報を提供した匿名の関係者を、実名を明かさないながらも、かなり説明してあるのが目についた。抜き出してみると、こんな具合である。 - the friend refused to be identified for fear of alienating the family... - a senior Bush aide, preferring to remain anonymous while discussing Oval Office conversations... - a source who declined to be identified discussing presidential confidences... - a veteran of previous GOP administrations who declined to be identified talking about the Bush family... - an old aide to Jim Baker, who asked for deniability while discussing Bush... - a source knowledgeable about the study group who requested anonymity discussing sensitive negotiations... - a knowledgeable source who asked for anonymity because he was describing a private conversation... - a White House staffer who would discuss the relationship only if he was not identified... - one of his former top aides who would discuss him only anonymously... 複数の情報源から確認ができなかった場合、記事の attribution は多くの場合、匿名のままになるだろうが、それでもここまで書き込むのは、明らかにイラク戦争の報道に対する反省があるのだろう。 イラク戦争では、これまで匿名情報だけに従った記事が大量に書かれ、結局それらは誤りだったことがわかったり(大量破壊兵器の存在など)、真偽がうやむやになったりして批判があがった。Newsweek も、「グアンタナモ基地でコーランをトイレに流した」という記事を「筋」からのあやふやな情報に従って書き、のちに記事を撤回している。 その反省に立って、Newsweek は匿名情報の扱いについてのガイドラインを厳密にしたが、それに従った実例というわけであろう。それにしても、情報源を明かさずに、しかしそれらしく書くことの苦労がうかがえる。 当時の Newsweek のトラブルについては、下記で読むことができる。 http://www.newsweek.com/id/52169 http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/americas/4572129.stm web-Newsweek061120.jpg
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tempus fugit

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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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