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Archive | 2008年08月

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ヒラリー・クリントンの党大会演説

アメリカの民主党大会では、前回取り上げたケネディ上院議員が "The torch will be passed" と演説して去りゆく世代を感じさせたとしたら、"Keep going" と繰り返したクリントン議員は、党内融和を訴えると同時に、「転んでもただでは起きない」と訴えたいかのようだった。 党内分裂が危惧されるほど最後までオバマ議員と争った彼女が、一転、どんな言葉で結束を呼びかけるのか。そんな興味からスピーチを聞いてみた。
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ケネディ議員の民主党大会演説

アメリカの民主党大会で、脳腫瘍を患うケネディ上院議員が演説していた。こうした場に姿を見せるのは最後では、という空気が会場にはあっただろうし、凶弾に斃れた兄の、そして自身が行った過去の演説を思わせる表現を使っていたのが、より印象を深めたように感じられた。
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大統領選の veepstakes

テレビの英語ニュースを見ていたら、見出しスーパーに veepstakes とあるのに気づいた。オバマ氏の running mate 選びという内容から、また veep (=vice president) からも、副大統領候補選びを示す単語らしいと想像がつく。しかし手持ちの辞書を見ても載せているものはなかったので、これは面白いとちょっと調べてみた。 オンラインの辞書でも見つからなかったが、唯一の例外が Wikipedia だった。
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尻に火がつく The heat is on.

heat に関連してもうひとつ、The heat is on. という表現について書いてみたい。二十数年前、エディ・マーフィー主演の「ビバリーヒルズ・コップ」 で使われた同名の主題歌によって知った。歌っていたのは元イーグルスのグレン・フライである。
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dead heatと「デッドヒート」

オリンピックと heat からの連想でもうひとつ。dead heat は「同着」「引き分け」という意味であり、いわゆる「デッドヒート」ではない、とはよく指摘されることである。競技についてはそうなのだろうが、次の例のように比喩的に使った場合は「大接戦」ととらえても間違いとはいえないのではなかろうか。
- With the dust having finally settled after the prolonged Democratic presidential primary, a new poll shows Sens. John McCain and Barack Obama locked in a statistical dead heat in the race for the White House. - In the latest NEWSWEEK Poll, the Illinois senator leads Republican nominee John McCain by just 3 percentage points, 44 percent to 41 percent. The statistical dead heat is a marked change from last month's NEWSWEEK Poll, where Obama led McCain by 15 points, 51 percent to 36 percent. - The latest poll by The New York Times and CBS News, released tonight, shows the presidential candidates in a dead heat as they shift gears toward their national conventions and move full speed into the fall election cycle.
いずれもアメリカ大統領選挙を伝える記事からだが、投票自体まだ行われていないので「同着」「引き分け」ではありえず、今の時点で neck-and-neck な状態を指しているとしか考えられない。ちなみに、この2つの表現を並べた記事もあった。
- Dead heat for Spain poll rivals The opposition Popular Party seems to be closing the gap Spain's governing Socialists and opposition Popular Party are running almost neck-and-neck in the country's regional and municipal elections.
ということで、オンラインの辞書を見ると、例えば、
- A dead heat is a race in which two or more competitors finish at exactly the same time so that there is no single winner: The two horses finished in a dead heat.
といった定義のほか、
- 1. Sports A race in which two or more contestants compete evenly or finish at the same time. 2. A political campaign or other contest that is so close that it is impossible to predict the winner.
という説明もあって、選挙戦などについて、競争が終わる前の段階でも使われることがわかる。こうしたことから、「デッドヒートは dead heat にあらず」と、教条主義的に決めつけるのはちょっと待ったほうがいいのではないか、と考えた次第である。 と、ここまで書いたところで、あらためて電子辞書の「リーダーズ英和辞典」で dead heat を見たら、
- (一般に)互角の戦い、接戦、デッドヒート
とちゃんと書いてあった。私の使っている他の辞書には、逆に「『デッドヒート』の意味はない」と注をつけているものがあるのと対照的だ。 ついでだが、最初の例にあった the dust settles は things quieten down ということで、しばしば目にする表現だ。英和辞典の when [after] the dust settles [has settled] には「騒ぎが収まると」のほか「ほとぼりがさめると」という訳が載っていた。 もうひとつついでに、その次の実例にある by just 3 percentage points にも注目したい。44パーセントと41パーセントの差を「3パーセントのリード」といっても日常生活ではそれほどおかしいと思わないだろうが、厳密には英語だと percentage point(s)、日本語では「3ポイントのリード」というのが理屈にはあっているわけである。
参考: ・オリンピックとheat「辞典のここが不満」一覧

オリンピックと heat

この夏の楽しみといえば、やはりオリンピックである。中継を見ていると、例えば水泳の予選で選手のスーパーに、名前とあわせて HEAT 1 などといった表示がされているのに気づく。難しいことを書く気になれない夏休みの時期なので、この名詞について短く書いて不勉強の罪滅ぼしとしたい。 heat といえば「熱」「暑さ」「高温」などの訳語を思い浮かべるが、スポーツについて上記のように使う場合は、予選の「組」や「1回」を意味する。
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「白紙」の英語さまざま

前回の例文に出てきた with a clean slate は、文脈によって「白紙の状態で」と訳せるだろうが、「白紙」ということで back to the drawing board という表現を思い起こした。「振り出しに戻って」「一からやり直す」ととらえてもいいだろう。
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clean slate と「タブラ・ラサ」

前回、アルヴォ・ペルトという作曲家の名前に少し触れたが、その作品のひとつに「タブラ・ラサ」 Tabula Rasa がある。この題を初めて目にした時は「東洋的な語感だな」と勝手に考えたが、実はラテン語で、その意味は clean slate という言い回しを連想させるものだと後に知った。
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「ヒロシマ・レクイエム」(細川俊夫)

わけのわからない不協和音の嵐というイメージが抜けず、現代音楽はちゃんと聴いたことがない。例外としては、古楽のようなアルヴォ・ペルトの作品があるが、もっと「ゲンダイオンガク」風ながら、時々耳を傾けたくなるのが、国際的に活躍している作曲家、細川俊夫の「ヒロシマ・レクイエム」である。
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Plexiglas (アクリル樹脂)

前回取りあげた plastic から Plexiglas という単語を思い浮かべたので少し書いてみたい。固有名詞だが一般名詞としても使われていて、glass の影響か、最後の s を2つにする例もあるという。つまり plexiglass と綴られることもあるわけである。
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vinyl とビニールと plasticと

このところ「紙ジャケット」の関連で書いているが、コンパクト・ディスクの誕生で姿を消すかに思われたLPレコードは、数は激減したが今も生産が続いている。この「レコード」を英語では vinyl ともいうのが面白い。つまり「ビニール」である。
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Mylar とは何か(続・紙ジャケット)

「紙ジャケット」が英語でどう表現されているかについて前回調べてみたが、逆に、この日本語から考えられる英語は実際に使われているのかどうかが気になり、検索してみた。
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「紙ジャケ」と Tyvek sleeve

前回も書いたが、味気のないプラスチックケースではなく、LPのジャケットをそのまま小さくした「紙ジャケット」に収めたCDが出ている。そのほとんどはかつての名盤の再発であるが、この通称「紙ジャケ」を英語で何というのか疑問が湧いた。
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【CD】 「チック・コリア&ゲイリー・バートン・イン・コンサート」

チック・コリア&ゲイリーバートン・イン・コンサート

チック・コリア&ゲイリーバートン・イン・コンサート

  • アーティスト: チック・コリア,ゲイリー・バートン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: CD
このジャズの傑作を初めて聴いたのは、もう二十数年前のことになる。演奏はもちろんだが、LPのジャケットも素晴らしかった。CDになってすぐに買い求めたが、少しでも楽しめる紙ジャケット化されないものかとずっと思ってきたので、見つけた時は小躍りした。
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プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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