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Archive | 2007年09月

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続・続きは前編で (retcon)

前回、シリーズの過去の設定をご破算にして作られる新作をあらわす reboot という単語について書いたが、来年のクリスマスに公開される「スター・トレック」の新作映画についての英文を読んでいたら、関連する retcon という単語があったので、記しておくことにする。
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続きは前編で (prequel, reboot)

007の映画「カジノ・ロワイヤル」について先日書いたが、この作品はいわばジェームズ・ボンドの誕生編となっている。ヒット作の続編として、過去を描く作品が制作されることがあるが、そうした場合によく使われる単語が prequel である。

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「乱闘」と「メドレー」との不思議なつながり

先日取りあげた battle royal とちょっと似た意味を持つ単語に melee がある。英和辞典には、「乱闘、混戦」、また「雑踏、混雑」と書かれている。その語源を見ていたら、ちょっと面白いことがわかった。
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battle royal

前回書いた007の映画「カジノ・ロワイヤル」とは関係ないが、このタイトルから連想したのが、物議をかもした何年か前の邦画「バトル・ロワイアル」、さらにその英語にあたるともいえる battle royal という表現である。英和辞典には、「3者以上が参加する戦い、最後の1人になるまでの大乱戦、死闘」「大論戦、激論」などと書かれている。
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「007 カジノ・ロワイヤル」

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(2009/06/26)
ダニエル・クレイグ、マッツ・ミケルセン 他

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去年、この映画が公開される前、007を演じたダニエル・クレイグ Daniel Craig がインタビューの中で使った "110 percent" という表現について取り上げたことがあった。作品は未見だったが、少し前にDVDがレンタルビデオ店に入ってきたので、このほど借りて観た。

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気になる直訳の定着

先日、自民党総裁選で福田さんがリードしていることにからめて、「圧勝」を表す表現をいくつか書いたが、蓋を開けてみたら、福田さんは勝ったものの、麻生さんがかなり健闘し、landslide といった表現は適切ではない結果となった。それはともかく、この単語については、かなり前から、「地すべり的勝利」という訳が目につくように思う。 果たしてこれは昔から日本語にある表現なのだろうか。少なくとも私が landslide という単語を覚えたときは、「圧倒的勝利」というような訳によってだった。英語からの直訳ではないかと思うが、私の日本語の感覚では、「地滑り」と「勝利」が結びつかないこともあって、どうも違和感が拭えない。
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結婚式をドタキャン(runaway bride)

前回取り上げた runaway という単語について、「脱走」「駆け落ち」といった辞書の訳語を眺めていて連想したのが、映画「卒業」 The Graduate の有名なシーンである。ダスティン・ホフマン演じる主人公が、結婚式に闖入し、ヒロインを新郎から奪って2人で逃げるのだが、これぞまさに runaway ではないか。そこで、runaway bride といった言い方ができるのでは、と考えて検索してみた。
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「ぶっちぎり」の runaway

去年、総理になることが確実視されていた安倍さんに関連して shoo-in という単語を取り上げた。それからちょうど1年が経ち、総理の座は福田康夫氏に移ろうとしている。ネット上の英文記事を読んでいたら、自民党総裁選で福田さんが断然優勢であることを表すのに、同じ shoo-in を使った例があったほか、違う単語を使った英文も見かけた。
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「ご静聴ありがとうございました」?

パワーポイントを使ったプレゼンテーションの最後に、「ご静聴ありがとうございました」というスライド表示が出てきた。何だこれは、と思ったが、同席していた後輩に聞くと、「何かおかしいんですか?」というつれない反応である。
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「お友だち内閣」「仲良しクラブ」〜安倍首相にちなむ英語表現

以前、相次いだ閣僚の失言がどう英語に訳されているかを調べて取り上げたことがあった。その際、安倍内閣に対する「仲良しクラブ」という批判の英訳を見つけたので、ついでに書いておいた。その後、類似の表現も目にしたので、そのうちにこちらも調べてまとめてみようかと思っていたら、安倍総理が辞任を表明してしまった。時機を逸してしまったが、せっかくなのでやってみることにした。
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「職を賭す」〜安倍首相にちなむ英語表現

安倍総理の辞任をめぐって、このところ英語以外のことばかり書いてきた。そこで少しは英語について勉強しようと、最近読んだ安倍氏関連の英文記事から、辞任表明のわずか数日前に総理が述べた「職にこだわらない」や「職を賭す」が、どう表現されていたかを抜書きしてみた。文を列挙した単純なものだが、同じ内容を言い換える上で多少なりとも参考になればと思う。
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首相の臨時代理を置かなくてもいいのだろうか

安倍総理が入院したと聞いた時、誰か代理をつとめるのだろうか、そうだとしたらやはり官房長官だろうか、などと考えた。その後、与謝野官房長官が「今回は臨時代理を置かない」と述べた、という記事を読んだ。理由は「総理に事故があった時や欠けた時」という規定に今回は当てはまらず、病院が近く連絡する方法はいくらでもあるから、ということだそうだ。しかし、本当にそれでいいのだろうか。
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職責にしがみつかなかった「美しい国」の総理大臣

先日、安倍総理が「職責にしがみつくことはない」と述べた際、言葉の使い方が変ではないかという指摘がいくつかネット上に載った。私も以前、総理が言った「慙愧に堪えない」について書いたことがあるが、今回は「職を賭して頑張る」ということをいいたいのだろうと思った。しかし坊っちゃん育ちという先入観もあって、「職といっても総理の椅子。辞めても失業するわけではなし、説得力がないな」などと思っていたが、日をおかず、本当に職と職責を放り投げてしまったのには驚いた。
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ゴディバと出歯亀の由来〜コヴェントリーにまつわる英語(その4)

劇画「ゴルゴ13」の最新エピソードをきっかけに、まだ行ったことのないコヴェントリーにまつわる英語表現についていろいろ書いてきたが、このイギリスの都市に関連して一般によく知られている名前といえば、やはりチョコレートにつけられた Godiva ではないかと思う。11世紀にここを治めていた領主の妻である。 当時、コヴェントリーの領主は住民に重税を課していたが、夫人はこれを嫌い、税の軽減を訴えた。領主は妻に対して「全裸で馬に乗り街を一周したら考え直す」という。夫人は住民に外を見ないよう求めたうえで、実際に一糸まとわぬ姿で馬に乗って街を巡った。領主も折れて、税を軽減した、という。めでたしめでたし。
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コヴェントリーにまつわる英語(その3)

劇画「ゴルゴ13」をきっかけにした、コヴェントリーにちなむ英語について続ける。このイギリスの都市は軍需産業があったためナチスの標的になったそうだが、近代工業化される以前は織物業が盛んだった。それにちなんだ英語の慣用表現が生まれたのは、ある意味、先日取り上げた send to Coventry よりも納得できる。 その表現 as true as Coventry blue をどう知ったのか覚えていないが、自分の学習ノートには true blue という表現に添える形で書かれていて、関連づけて学んだらしい。しかし true blue と違って実例にお目にかかった記憶はなく、実はほとんど忘れかけていた。手持ちの辞書にも見当たらない。
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コヴェントリーにまつわる英語(その2)

劇画「ゴルゴ13」が最新のエピソードで「コヴェントリー空襲謀略説」を取り上げていることにちなんで、このイギリスの都市にまつわる英語について書いているが、前回あげた Wikipedia の "History of Coventry" には、次のような記述があった。
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コヴェントリーにまつわる英語(その1)

さいとう・たかを の劇画「ゴルゴ13」を長年読んでいる。国際情勢に題材を取ったストーリーが多く毎回楽しんでいるが、いま連載中のエピソードは、第2次大戦中のドイツ空軍 Luftwaffe による「コヴェントリー空襲」にまつわる俗説を扱っている。 イギリス政府はナチスの暗号を解読して事前に空襲計画を察知したが、解読する能力があることを覚られないため、コヴェントリーを見殺しにした、とされるものだ。
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翻訳者の命を奪った?at bay

「進退窮まる」ことを表す表現をめぐっては、このところ取り上げてきた「ジレンマ」というニュアンスにこだわらなければ、at the end of one's rope, up a tree, have one's back to the wall, at bay なども過去の英語学習ファイルに書き留めてあった。このうち at bay という表現を私が知ったのは、ウソのようなあるエピソードによってだった。
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「絶体絶命」その他のイディオム

前回 between the devil and the deep blue sea というイディオムの由来を調べた際、「絶体絶命」「進退窮まる」にあたる他の表現がいくつか出てきた。ついでなので、今回はそれを列挙することにしよう。
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「絶体絶命」の本当の由来は何か

アフター・グロウ

アフター・グロウ

  • アーティスト: レイ・ブライアント,アイク・アイザックス,スペックス・ライト
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/05/21
  • メディア: CD
このところ sea や deep を含む表現を取り上げてきたが、今回はこうした単語が入っている between the devil and the deep blue sea について書いてみたい。私は、この表現がタイトルになっているジャズのスタンダードナンバーで知った。邦題は「絶体絶命」である。
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deep six の本当の由来は何か

前回、sea change という表現は、シェイクスピアの「テンペスト」のセリフに出てくると書いたが、その一節にある "Full fathom five thy father lies" から連想した「数にちなむ表現」が deep six である。 fathom は、comprehend や understand という意味の動詞でもあるが、ここでは深さを示す単位として使われている。
measure of water depth: a unit of length equal to 1.83 m (6 ft), used mainly in nautical contexts for measuring the depth of water
由来についてオンラインの辞書は、Fathom originates from Old English fathm, "length of the outstretched arms." としているが、日本語の「尋(ひろ)」もこれと同じ発想で、ある国語辞典によれば、「両手を左右に伸ばしたときの指先から指先までの長さ。水深の場合は6尺、約1.816メートル」であるのが面白い。
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「海」ではない sea、およびその由来について

少し前に、「大きな数」を表すいくつかの単語について書いた。一方でこのところ、季節にあわせて「海」から連想したことについても綴ってきたが、考えてみると、sea という単語も、大きな数や量を表す際に使われるのだった。
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【本】 「英語学習7つの誤解」

英語学習7つの誤解 (生活人新書)

英語学習7つの誤解 (生活人新書)

  • 作者: 大津 由紀雄
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本
夏休みの旅先で読んだ新書である。何か持っていこうと出発の前日に書店をぶらぶらしていたら、出版されたばかりで平積みになっていたのが目にとまった。こうした「英語学習法」系の本を私はほとんど読まなくなったが、値段も手頃なので買い求めた。 著者は、「英語学習の誤解」として、次の7つをあげている。
1.英語学習に英文法は不要である
2.英語学習は早く始めるほどよい
3.留学すれば英語は確実に身につく
4.英語学習は母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的である
5.英語はネイティブから習うのが効果的である
6.英語は外国語の中でもとくに習得しやすい言語である
7.英語学習には理想的な、万人に通用する科学方法がある
そして、それぞれの項目について、筋道立てて「誤解」を解き明かしていく。このほか、かつて一世を風靡した「英語を考える」という学習論についても考察されていて面白い。
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プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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