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stakeholder と「関係者」

今月初めの The Economist 誌に載っていた、安倍首相についての記事をテキストファイルでクリッピングしたままになっていたのに気づき、読んでみた。 http://www.economist.com/world/asia/displaystory.cfm?story_id=9116791 安倍首相のアメリカと中東訪問にあわせて書かれたもので、従軍慰安婦問題についての安倍発言についても触れているが、首相と日本の外交、エネルギー戦略について広く記述している。慰安婦問題をめぐるアメリカの一部メディアの報道と比べれば、やや落ち着いた姿勢を感じさせる内容ということもできるだろうか。 さて、この記事の中に “responsible stakeholder” という表現が出てくる。
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「高貴な」ではない noble

読みかけのノンフィクションもののペーパーバックをぱらぱらめくっていたら、その昔丸暗記した元素周期表 (periodic table of the elements) を載せたページがあった。本文より小さい活字で説明がついている。こうした説明文は面倒くさいのでたいていは飛ばしてしまうが、今回はたまたま目にとまった単語があった。その文を書き写してみよう。
The column on the far right contains the so-called noble gases (helium, neon, etc.), whose atoms very seldom react with other atoms to form molecules.
(Simon Singh, "Big Bang")
理系の方にとっては常識となっている単語かもしれないが、noble gas という言い回しは、文系の私には興味深く思えた。日本語では確か、「希ガス」とか「稀ガス」と表記するのだったか。noble の意味である「貴」と、音が共通しているのも面白い。 さっそく電子辞書で noble を引いてみた。
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農水相の自殺は「慙愧に堪えない」?

松岡農水相が自殺した。現職閣僚が自ら命を絶つのは戦後初めてということで、やはり驚いた。カネをめぐる疑惑が指摘されていただけに、動機については憶測を呼ぶことと思うが、それはそれとして、ニュースを見ていて気になったのは、安倍総理が記者団に話した、「慙愧に堪えない」というコメントである。 聞いていて、何となくしっくりこないように思った。「慙愧に堪えない」は、こういう場合に使うのであったか。 手持ちの電子辞書にある、2つの国語辞典で「慙愧」を引いてみた。
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blue-light special

前回は "Billary" Clinton について取り上げたが、この語を検索してヒットしたうちのひとつに、The Washington Post 紙の記事があった。その中に、次のようなくだりがある。内容は前回引用した Wikipedia と似ているが、それはともかく、ここに出てくる blue-light special とは何のことだろうか。
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Billary Clinton

Hillary の誤記ではない。カタカナなら「ビ」ラリーである。いや、確かにかつてのアメリカのファーストレディーにして現上院議員、そして次期大統領選挙の有力候補者のことではあるのだが。 もちろん、旦那の名前にひっかけたもので、一種の portmanteau (2語を混ぜ合わせた単語、かばん語)といえるだろう。別に最近できた呼称ではないのだが、大統領選挙への関心が高まるにつれて、見聞きする頻度も増えるような気がする。
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電車で電子辞書を読む

辞書について話を続ける。いまだに「紙の辞書でなければ本当の学習はできない」といった、電子辞書に否定的な声に接することがある。こう考える人にとって、机に向かってじっくり辞書を引ける環境は当たり前で、私のように、通勤電車が英語に触れる貴重な場となっている学習者がいることなど想像もつかないのかもしれない。 前回書いたように、私は紙の辞書を読むのも好きだが、それでも電子辞書の登場は、サラリーマンの私にとって画期的なことであった。電子辞書に否定的な人は、学習に必要以上の根性論を持ち込みたいのでなければ、紙の辞書にはない機能を十分に理解していないのではないか。とにかく不思議でならない。
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トイレで辞書を読む

このところの流れで、辞書について書くことにする。私もかつて「辞書を引かずに多読」派だった。しかしある時、仕事で英語が必要な部署に異動になり考えが変わった。厳しさが違うのである。正しく読み取ること(をめざす姿勢)がいかに大切か。理解したつもりが実は誤解、では重大な結果を招きかねない。 辞書をなるべく引かずに多読を試みるのは、英語を学ぶうえで必要なことであろう。しかし、ストイックなまでに辞書を引かないことがそんなに大切なのだろうか。辞書をそこまで厄介者扱いしなければ、「英語に親しめない」のだろうか。ちょっと疑問に思ったりする。 「あれ?」とひっかかった時には厭わず辞書を引いてみる、その程度で読書の流れが阻害されることはないのではないか。そして、どこかで精読を意識した眼を持つ、あるいは時に実践してみるのは、悪いことではなかろう。
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「岩波英和辞典」の思い出

先日「オックスフォード英和辞典」(OED)についての本を紹介したが、関連で、OEDを参考に編纂された「岩波英和辞典」の思い出を書くことにしたい。英語学習の初期に一時使った後、自分には向かないと捨ててしまったのだが、後になって何ともったいないことをしたのかと悔やんだ。いまは絶版で手に入らない。
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「縁の下の力持ち」と unsung

前回紹介した"The Professor and the Madman" にからんで、この本の中に出てきた unsung という単語についてちょっと書いてみたい。
George Merrett has become an absolutely unsung man.
という形で使われていた。unsung は、sing の過去分詞の sung に un- がついた形で、「歌われたことがない」ということだが、「歌われていない人」と考えると、何のことやらわからない。 この単語には、もうひとつ、
not praised or honored: not given the praise or honor that is due
という意味がある。文語あるいは formal という注をつけている辞書もある。
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The Professor and the Madman

「事実は小説より奇なり」を地で行くノンフィクションである。最大の英語辞典 The Oxford English Dictionary (OED)は、実に70年もの歳月をかけて完成されたが、その編纂を陰で支えた、ひとりの謎の人物に焦点をあてたものだ。
The Professor and the Madman

The Professor and the Madman

  • 作者: Simon Winchester
  • 出版社/メーカー: Harpercollins (Mm)
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: マスマーケット
OEDは、多数のボランティアが書籍から読み集めた大量の用例をもとに編纂が進められた。19世紀後半に始まったこの一大プロジェクトの初期に、特にすぐれたひとりの協力者がいた。彼は編集部の求めに応じて、的確な用例を次々と送ってくる。しかし、彼は編集者たちの前に姿を現そうとはしない。いったい彼は何者なのだろうか?
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「マイナス3キロやせる」

電車に揺られて何の気なしに吊り広告を眺めていたら、ある女性雑誌の記事のこんな見出しが目に飛び込んできた。 「−3kgやせ見え」 ( http://dpm.s-woman.net/non-no/0710/index.html?page=1 )
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続・The Evening News から落穂拾い

アーサー・ヘイリー Arthur Hailey の "The Evening News" から、ちょっと面白いと思った表現をさらにいくつか書き留めておこう。今回は、いずれもテレビに関係ある言い回しである。
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The Evening News から落穂拾い

Arthur Hailey の"The Evening News" から、いくつか英語の表現について書いてきたが、そのほか目にとまって印をつけておいた言い回しを短く紹介したい。
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プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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