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続・capの意外な意味

意外と見落とされがちでは思われる cap の意味について短く追加する。この単語について、ある英和辞典は「(冗談・逸話・引用句などを)を競って出す・しのぐ・うわてに出る」という訳語を載せている。これだけではどうもよくわからないので、他の辞書を調べてみた。
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「帽子」ではない cap

英語を学び始めてすぐ接する単語は、基本レベルであるがゆえに、その語が持つ他の意味になかなか目が届かない場合があると思う。cap もそのひとつといえるのではないだろうか。「ふた(をする)」から転じたものなのだろう、「上限(を設ける)」さらに「締めくくる」という意味がある。私はこれを知ったのは社会人になってからだった。
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「飛ぶ教室」の新訳

飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)

飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)

  • 作者: ケストナー
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/09/07
  • メディア: 文庫
ドイツの作家エーリヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」は、クリスマスの時期にギムナジウムの生徒たちが体験した出来事を描いた作品である。小学校の高学年の時に引き込まれるようにして読んだ。高校生の時には英訳も手に入れた。先日、書店に立ち寄ったら、そのなつかしい「飛ぶ教室」の新訳が光文社の古典文庫から出ているのを見つけた。
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「わら人形」と straw man

前回書いた hang in effigy という表現から連想したのが、日本の「わら人形に五寸釘を打つ」行為である。わら人形を直訳すれば straw man といえばいいのだろうか。そして英語では何か特定の意味があるのだろうか。 辞書で straw man を見ると、まさに「わら人形」そのもの、そしてそれ以外の意味も載っていた。
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hang in effigy という慣習

先日読み終わったノンフィクションの中で、ひとつのページに hang in effigy という表現がたて続けに出てきた。私にとって effigy は、目にすれば何とか思い出せる程度の定着度の低い単語だったが、ぐっと印象が強くなった。また、こうした慣用表現があるのかとも考えた。
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イラク戦争関連の「流行語」

イラクでのアメリカ軍増派をめぐって surge という単語が人気だと書いているロイター通信の記事についてもう少し紹介したい。イラクにからんではこの他、withdrawal の代わりに redeployment を使う傾向が見られ(太平洋戦争で日本が「撤退」ではなく「転進」といったことを思い起こさせる)、また増派に反対する人は escalation という単語を好むようになっているのだそうだ。
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人気急上昇の単語 surge

先週の「タイム」と「ニューズウィーク」最新号は、いずれもカバーでイラク政策をめぐる記事の見出しを掲げ(「ニューズウィーク」はカバーストーリーではないが)、それぞれ "The Surge"、"The 'Surge' War" と、そろって同じ単語を使っていたのでちょっと驚いた。というのは、この surge という単語、最近の英文記事で相次いで取りあげられていたのを読んだばかりだったからだ。
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単語も経年変化する (retronym)

No Uncertain Terms: More Writing from the Popular

No Uncertain Terms: More Writing from the Popular

  • 作者: William Safire
  • 出版社/メーカー: Simon & Schuster
  • 発売日: 2004/05/25
  • メディア: ペーパーバック
アメリカのコラムニスト William Safire は、時の動きとからめて、言葉(=英語)がどう使われているかを切り取るコラム "On Language" を長年書いている。時々読んでいるが、扱われている事柄や単語がピンとこないこともあり、残念な思いをする。その中では、先日の retronym についての記事は、かなりわかりやすいほうだった。
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式亭三馬の「浮世風呂」

連休に家族と温泉へ行き、舞い落ちる雪を眺めながら、のんびりと湯に浸かってきた。これまで訪れたことがある国にも、トルコのハマムとか、イスラエルの死海沿いにあった身体が浮く健康ランドなど、それなりに楽しめる入浴施設があった。しかしやはり日本人、熱い湯がたっぷり流れる日本の温泉は格別だ。 湯といえば連想するのが、式亭三馬の「浮世風呂」。私が親しみを感じている数少ない古典作品のひとつである。温泉帰りの余韻で、今回はこの作品を少し紹介したい。
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2006年流行語大賞は「冥王星する」

The American Dialect Society は、毎年 "Word of the Year" を選んでいる。"The words or phrases do not have to be brand new, but they have to be newly prominent or notable in the past year." ということで、言葉を通じて世相も見て取れる。 同時多発テロを表す 9/11 が「2001年の言葉」に選ばれた、と以前書いたことがあるが、それを選んだ団体である。先ごろ「2006年の言葉」が発表になり、pluto が最多得票を集めた。 冥王星といえば、以前、惑星かどうかが話題になり、関連する英語表現といっしょに取り上げたことがあるが、今回の単語、よく見ると pluto と小文字になっている。 正確には、選ばれたのは to pluto/be plutoed という動詞である。
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third degree (数にちなむ表現)

数がからんだ英語表現、今回は「3」の続きとして the third degree を取り上げたい。手持ちの英和辞書の一つは「厳しい尋問」としか書いていないが、英英辞典を見ると、単なる質問攻め、という程度ではすまない場合もあるようだ。
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three-cornered, four corners (数にちなむ表現)

The Three-Cornered World

The Three-Cornered World

  • 作者: Natsume Soseki
  • 出版社/メーカー: Peter Owen Ltd
  • 発売日: 2010/09/09
  • メディア: ペーパーバック
"The Three-Cornered World" は、Alan Turney が夏目漱石の「草枕」の英訳につけた題である。これについてターニー氏は序文で、「直訳すると "The Grass Pillow" になるが、それでは意味をなさないので、この作品のテーマと考えられる一部分をタイトルにした」といった意味のことを書いている。 漱石の原文にあたってみると、「四角な世界から常識と名のつく一角を磨滅して、三角のうちに住むのを芸術家と呼んでもよかろう」がそれにあたるようだ。
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プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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