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BSディベート・小学校の英語教育

昨晩、NHKのBS番組「どうする小学校の英語教育」が放送された。録画したつもりだったが、設定を間違い失敗してしまった。気を取り直して番組のサイトを見ると、4人の出演者の主張の趣旨と、一般から寄せられた意見や討論が掲載されていて、なかなか読みごたえがあった。

私も幼い子供がいるため、英語の早期教育に徐々に興味を持つようになってきている。といっても今のところ何もしていないのだが、今回の番組のサイトで触れた内容なども含めて、感じていることを少し書いてみたい。

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さよなら冥王星

惑星の定義をめぐる国際天文学連合の討議は、予期しなかった展開になった。惑星の数を12に増やすどころか、冥王星を惑星からはずすという、いわば逆の結論を出してしまった。

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ホルストの「惑星」

ホルスト:惑星(冥王星付き)ホルスト:惑星(冥王星付き)
(2006/08/23)
ラトル(サイモン)、ベルリン放送合唱団 他

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先日、国際天文学連合が惑星の定義を討議していることについて書いたが、映画「スターウォーズ」の音楽を思わせる、SFスペクタクル音楽の元祖のような作品が、イギリスの作曲家ホルスト Gustav Holst の組曲「惑星」 The Planets である。地球と当時未発見だった冥王星を除く7つの惑星にちなんだ曲で構成されている。

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「水金地火木土天海冥」は英語で何というか

太陽系の惑星の新しい定義が24日に国際天文学連合の総会で採決される。冥王星に似た特徴を持つ天体が他にも次々と見つかったことなどから、惑星の定義をしっかり定める必要が出てきたためだという。原案通り認められれば、惑星の数は今の9から12に増える。

高校生の時には理数系科目で何回か赤点を取ったのに、宇宙をはじめ科学ものの話は大好きとあって(数字や複雑な理論が出てくるとダメだが)、結果が報じられるのを今からわくわくしながら待っている。

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「歴史をかえた誤訳」 (鳥飼 玖美子)

歴史をかえた誤訳 (新潮文庫)歴史をかえた誤訳 (新潮文庫)
(2004/03)
鳥飼 玖美子

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前回は定冠詞の有無をどう解釈するかが論議となった国連決議について書いたが、このエピソードは、世界情勢や歴史の本に書かれていて、これまで何回かお目にかかったものだ。しかし(あくまで私が見た限りだが)英語の学習書で目にした記憶はない。定冠詞を説明する上で比較的わかりやすい例だと思うし、歴史的なエピソードとしても意味があると思うのだが。

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定冠詞の有無と中東の歴史

前回書いた、原爆投下が「黙殺」発言によってもたらされたという通説は、この言葉が持つあいまいさが元に生まれたともいえるだろう。

英語は日本語に比べて論理的だという人がいるが(こういう時の「論理」自体、あくまで西洋的な視点に立ったものだと思う)、結局は生身の人間が使うものであり、場合によっては意図的にあいまいにすることもあるはずだ。今も出口が見えない中東情勢をめぐって、そんな実例がある。

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「黙殺」の英訳と日本の運命

1945年7月末、日本に無条件降伏を迫るポツダム宣言についての総理大臣のひと言が、連合国に「拒絶」と受け取られ、アメリカは原爆投下を決めた―終戦にまつわるエピソードとして、聞いたことがあるという人もいるかと思う。しかし、これは本当に史実だったのだろうか。

戦争終結をめざす外交努力が舞台裏で続く中、鈴木貫太郎首相は、軍部の強硬派を慮って、ポツダム宣言を「黙殺する」と、どのようにも取れる言葉を使ってコメントした。これが ignore または reject と翻訳され、トルーマン大統領は日本が降伏する意思なしと判断、原爆の使用を決断した―というのが、この挿話である。

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100パーセントでは不十分 (110 percent)

書店の洋書コーナーで、007の新作「カジノ・ロワイヤル」 Casino Royale をカバー特集にした映画雑誌 EMPIRE の最新号が目にとまった。公開前なのに、すでに主演のダニエル・クレイグ Daniel Craig が一部で不評だ。

なるほど写真で見る限り、ジェームズ・ボンドというよりむしろ悪役(villain, bad guy)のイメージがある。マンネリ打破のためだろうとはいえ、制作陣も賭けに出たものだと思う。

この雑誌のインタビューで、クレイグがこんなことを言っている。

I've been trying to give 110 per cent since the beginning, and after all the fuss, maybe I started giving 115.

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「ヒロシマ」の前に原爆の犠牲になったアメリカ人

Abandon Ship!: The Saga of the U.S.S. Indianapolis, the Navy's Greatest Sea DisasterAbandon Ship!: The Saga of the U.S.S. Indianapolis, the Navy's Greatest Sea Disaster
(2002/11/12)
Richard F. Newcomb

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広島に投下されることになる原爆のウラニウムは、アメリカ本土から巡洋艦インディアナポリスによって投下部隊の待つ太平洋のテニアン島に運ばれた。大役を果たして島を離れた後、インディアナポリスは、日本の潜水艦に発見され、攻撃を受けて沈没する。

それでも大勢の乗組員が海に脱出したが、漂流している彼らが発見されたのは3日以上も後のことで、それまでに大半の乗組員が力尽き、あるいはサメの餌食となって死亡した。先日紹介したノンフィクション "Shockwave" もこの出来事について触れている。私は記憶にないが、映画「ジョーズ」でも言及があったという。

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母ではない mother

前回紹介した Shockwave: Countdown to Hiroshima は、最初の方で、第2次大戦末期にニューメキシコで行われた史上初の核実験を描いている。次の文は、実験日が近づくとトラブルが続出し、前日には天候も悪化したという内容だが、ここに出てくる mother は「母親」のことではない。

And so far, despite the most rigorous rehearsal schedule imaginable, plenty had gone wrong. Even before this mother of all storms hit the ground.

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「カウントダウン・ヒロシマ」 Shockwave

Shockwave: Countdown to Hiroshima (P.S.)Shockwave: Countdown to Hiroshima (P.S.)
(2006/05/09)
Stephen Walker

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人類初の核実験から広島への原爆投下までのおよそ3週間を、科学者や軍人、アメリカと日本の政治家、そして広島市民の姿を通して描いた、最近のノンフィクションである。

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「ノーモア・ヒロシマ」は No more Hiroshima. ではない

ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」を、そのまま "No more Hiroshima." とするのは適切ではない。これだと、広島という都市はもうなくていい、広島の話はもうたくさんだ、というような意味になってしまうはずで、はなはだまずいことになる。

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広島市長の平和宣言

今年も、ほどなく8月6日、そして9日がやってくる。

以前、紛争や対立を抱えていたり、対米関係が悪かったりする国々を訪れた際、現地の人から、「日本は原爆を落とされたのに、なぜ今はアメリカの側についているのか」と聞かれたことが何回かあった。

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語学に打ち込んだ江戸の先人

先月の末、戦争文学や歴史小説で知られる作家の吉村昭が亡くなった。

ある程度の年齢になって、自分の好みが変わったなと自覚したものがいくつかある。それが進歩なのか退歩なのはわからないが、読書についてひとつあげると、史実に基づく歴史小説がある。

以前は、司馬遼太郎の作品を面白く読んでいた。「司馬史観」という言葉もあるが、時に物語から脱線して、司馬氏が示す分析を楽しんでいた。ところが、司馬氏の考えとは異なる説を知るようになると、こうした分析を「本当にそういえるのだろうか」と思ったり、そのうちに「ちょっと邪魔だな」とも考えたりするようになった。

逆に惹かれるようになったのが、それまでは淡白すぎると思っていた、吉村昭の作品だ。

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プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
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「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

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