ホーム   »  本
Category | 本

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ファウンデーション」(銀河帝国興亡史)

前回取り上げた gnome から頭に浮かんだのが、アイザック・アシモフ Isaac Asimov のSFシリーズ Foundation である。

いったい何のつながりがあるかというと、この作品を最初に出版したのが「ノーム・プレス」という出版社だと翻訳か何かで読んでいたのだが、ある時この「ノーム」が gnome のことだと知り、へえっと思ったという、いささかオタク的な思い出があるからだ。そして、この Foundation は、私の英語学習のうえで思い出深い作品でもある。

続きを読む
スポンサーサイト

「陰の季節」(横山秀夫)

短編「陰の季節」は、私が初めて読んだ横山秀夫の小説だ。ひと昔前、海外の出張先に持っていった雑誌に掲載されていた。何気なしに読み始めたが、すぐに引き込まれた。犯罪ものではあるが、その設定が何とも意表をついたものだったからだ。

続きを読む

カズオ・イシグロの「日の名残り」〜映画と小説

日の名残り コレクターズ・エディション [DVD]日の名残り コレクターズ・エディション [DVD]
(2009/11/04)
アンソニー・ホプキンズ、エマ・トンプソン 他

商品詳細を見る


先日ちょっと触れた Kazuo Ishiguro の The Remains of the Day は、彼の小説の中でも最も愛好者が多いのではないだろうか。 映画化もされていて、原作をかなり忠実に描いている。イギリス英語がふんだんに味わえるこの映画をDVDで久しぶりに鑑賞した。以下、小説とも比べながら、感じたことを少し書いてみたい。以下、ネタばれがある。

続きを読む

カズオ・イシグロの英文を味わう

The Remains of the DayThe Remains of the Day
(2005/03/03)
Kazuo Ishiguro

商品詳細を見る


「英語を読む時は、口や頭の中で音声化してはならない」―その昔聞いた速読の方法論である。その後、英語が情報を知る手段になると、読む速度も上がり、音声化も徐々に減ったように感じた。さらに、速読にこだわらず楽しみで英語を読むようになると、逆に英文の方から美しい音を発していると錯覚することも起きるようになった。そんな体験を最初にしたのが、Kazuo Ishiguro の The Remains of the Day である。

続きを読む

ボブ・ウッドワードの新著 "State of Denial"

イラク問題でブッシュ大統領が躓いていることについて書いたが、これまで何回か取り上げた "The Secret Man" の著者 Bob Woodward が新著 "The State of Denial" を出した。イラク問題で苦境に陥ったブッシュ政権を描いているとあって、中間選挙を前に話題になっている。

続きを読む

「ヒロシマ」の前に原爆の犠牲になったアメリカ人

Abandon Ship!: The Saga of the U.S.S. Indianapolis, the Navy's Greatest Sea DisasterAbandon Ship!: The Saga of the U.S.S. Indianapolis, the Navy's Greatest Sea Disaster
(2002/11/12)
Richard F. Newcomb

商品詳細を見る


広島に投下されることになる原爆のウラニウムは、アメリカ本土から巡洋艦インディアナポリスによって投下部隊の待つ太平洋のテニアン島に運ばれた。大役を果たして島を離れた後、インディアナポリスは、日本の潜水艦に発見され、攻撃を受けて沈没する。

それでも大勢の乗組員が海に脱出したが、漂流している彼らが発見されたのは3日以上も後のことで、それまでに大半の乗組員が力尽き、あるいはサメの餌食となって死亡した。先日紹介したノンフィクション "Shockwave" もこの出来事について触れている。私は記憶にないが、映画「ジョーズ」でも言及があったという。

続きを読む

「カウントダウン・ヒロシマ」 Shockwave

Shockwave: Countdown to Hiroshima (P.S.)Shockwave: Countdown to Hiroshima (P.S.)
(2006/05/09)
Stephen Walker

商品詳細を見る


人類初の核実験から広島への原爆投下までのおよそ3週間を、科学者や軍人、アメリカと日本の政治家、そして広島市民の姿を通して描いた、最近のノンフィクションである。

続きを読む

語学に打ち込んだ江戸の先人

先月の末、戦争文学や歴史小説で知られる作家の吉村昭が亡くなった。

ある程度の年齢になって、自分の好みが変わったなと自覚したものがいくつかある。それが進歩なのか退歩なのはわからないが、読書についてひとつあげると、史実に基づく歴史小説がある。

以前は、司馬遼太郎の作品を面白く読んでいた。「司馬史観」という言葉もあるが、時に物語から脱線して、司馬氏が示す分析を楽しんでいた。ところが、司馬氏の考えとは異なる説を知るようになると、こうした分析を「本当にそういえるのだろうか」と思ったり、そのうちに「ちょっと邪魔だな」とも考えたりするようになった。

逆に惹かれるようになったのが、それまでは淡白すぎると思っていた、吉村昭の作品だ。

続きを読む

英語は難しくないのに速読するのは難しい本

Parallels and Paradoxes: Explorations in Music and Society (Vintage)Parallels and Paradoxes: Explorations in Music and Society (Vintage)
(2004/03/09)
Edward W. Said、Daniel Barenboim 他

商品詳細を見る


英語の力をつけるために読書は不可欠だろうし、多読、あるいは速読の重要性もよく指摘されている。ただ、速読を強調するあまり、何でもかんでも速く読まなくてはならない、という固定観念のような考えを持つとしたら、それはそれでまずいのではないだろうか。今回読んだエドワード・サイードとダニエル・バレンボイムの対談集は、そんなことを思わせてくれた。

続きを読む

「ダ・ヴィンチ・コード」より面白かった「天使と悪魔」

Angels & Demons (Robert Langdon)Angels & Demons (Robert Langdon)
(2006/03/28)
Dan Brown

商品詳細を見る


かの大ベストセラー 「ダ・ヴィンチ・コード」の陰に隠れた感がある(と少なくとも私は思っている)のが、主人公 Robert Langdon が初めて登場する、この「天使と悪魔」である。ペーパーバックを少し前に読んだが、このほど映画化が決まったと聞き、どうしてこれまでもっと話題にならなかったのか、と改めて不思議に思った。

続きを読む
プロフィール

tempus fugit

Author:tempus fugit
●こちらの更新は停止しました。http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/ で続行しています●
-----------------------
「光陰矢の如し」を意味するラテン語由来の言葉が tempus fugit です。
学習・趣味・仕事で英語に触れていつの間にか三十数年。英検1級とTOEIC900点超を取得した今も上級者への道は遠いですが、これまで出会った印象深い単語や表現について書いていきます。

カテゴリ
さくいん代わりのタグ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ページナビ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。